書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お年始回りの日

 

もう何年も恒例行事として、今日がお年始回りの日となっています。お寺さんによっては、近隣のお寺をご挨拶をしてまわったりするようですが、幸いというか、正太寺はそういう間柄のお寺がありません。師匠が仲人をした関係とか、お寺としてのつき合いではなく、人と人のつながりでご挨拶に来てくださる方はいますが。


私が伺う先も、第二の師匠という間柄。思い返せば初めて伺ったのがもう20数年前になりますが、アポ無しで突然伺って、その時は師匠もお年始回りがあるからと手短なご挨拶となったのですが、翌年、またしても同じこの日にアポ無しで伺ったところ、ほかの予定をずらして待ち構えていただいて、それがずっと今まで続いています。


ほんと、迷惑な弟子であったでしょうに、ありがたいことです。そうした気遣い、私も弟子として真似たいと心がけているつもりですが、実践できていると胸を張って師匠に報告できるほどには、まだまだ程遠いであろうと思います。


今日もいろんなお話を聞くことができました。最後に、昨年に引き続き今年もお盆の手伝いを頼まれまして、これで師匠と話す機会が今年もそこそこに得られることになります。せっかく師匠が二人、健在でいてくださるのですから、もっともっといろんなことを吸収したいと思います。


今日も良い日でした。