書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

打ち上げ旅行2日目はカヤック

沖縄本島の中部よりもやや北側へレンタカーで移動して、カヤックに乗ってきました。何度目かのカヤックですのでだいぶ上手になってきたように思います。今回お世話になったのは、やんばるクラブさん。ボートは漕いだことあるけどカヤックは初体験という先輩とともに参加して、最初は少し広い川をゆったりと漕ぎながら、マングローブや生きものたちの話を聞きました。

後半は、川の支流の狭いところへ。これが楽しみでここまで来たのです。本島中部の南寄りで参加したカヤックツアーでは、狭いところはありませんでした。ガイドさんの話は正直、そちらの方々の方が面白かったのですが、川の楽しさという面では今回の方が上でしょう。地理的事情ですから、如何ともしがたいものがありますね。

初めて参加したカヤック体験ツアーは、西表島でした。とても狭い川をカヤックで上り、カヤック同士がすれ違いも出来ないような所も通過して、時々は岸へ突っ込んでみたり。初めてですから微妙な動きが出来なかったんです。今ならそれほど苦労しないと思うのですが、あの時は大変な思いをしました。でも、楽しいんですよね。川は狭くて浅い。落ちても何にも怖くないという状況でしたから、安心して楽しめました。最後は10分ぐらい川岸を歩いてさらに上流へ行き、目的の滝に辿り着きます。そこで大人向けにはコーヒーをいれてくれて。最高に楽しかったです。

沖縄本島ではなかなかそこまでのジャグルツアーは見つけられずにいましたので、今回の狭い川を移動するのは、西表島でのツアーを思い出させてくれそうな、凄い期待を持って参加しました。

期待通りに狭い川。面白かったんですが、少し距離が短かったですね。そこは残念。これも川の形の問題ですから仕方ないですけれど。

ツアーの出発点は河口付近。この日は川の下流から上流へ向けて強い風が吹いていました。そして満潮へ向かうタイミング。ツアー前半の上流へ向けて移動する時には後押しをされるような感覚も得られるとても恵まれた状況でしたが、帰り道は一転して自然に抗って進む感覚でした。河口付近まで戻ると、風によって立った波がカヤックの先頭にぶつかってきて、軽く濡れてしまうほどでした。

予定では河口から海へ出るツアーだったのですが、さすがの風に断念となりました。進まないんですも。

なんだかんだと楽しいカヤックとなりました。子どもたちを連れてもう一度来れたら良いんですけれど。冒頭の写真は、近くのまたよしコーヒーさんで飲んだ自家農園で収穫した100%シークワーサージュース。おいしかった!