書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

なかなか仕事が豊富に用意されているため、出勤です。来週の曹洞宗婦人会東海管区研修会、だったかな、それに向けて窓口業務を代行している人権主事さんも忙しそうですので、ご機嫌伺いに。(伺うだけかい!という突っ込みは謹んでお受け致します。)

主催は曹洞宗婦人会。主菅が静岡県第四宗務所婦人会、だったかな。そんな組織はありませんので、寺族会が請け負うことになります。もうね、無理がある組織体系になってますので、このあたりごちゃごちゃです。一応理解はしていますが、対外的に説明しようとすると歴史から解説しなくてはならないほど、現状は理想と乖離しています。

まあそんなわけで、そもそも独自の事務所を持たない組織ですので、宗務所が窓口機能を代行するのですが、とはいえ問い合わせに対して主体的に回答できるわけでも無く、一旦預かって寺族会に伝達し、回答を再び伝達したり、寺族会の担当者から連絡を入れてもらったり、ということになります。

第四宗務所だけではなく、窓口代行に関してはどこの宗務所でも同じ事情だと思うのですが、それでも年に一度婦人会としての大きな催しを決行するというのは、素晴らしいことであると個人的には思います。

お寺関係者を対象に事業を行うと、独自の苦労があります。それらを寺族さん(主には住職の奥様)に体験していただくことは、宗務所にもメリットがあります。似たような苦労を経験する者・経験した者としての連帯感が生まれるのですよ。

住職方にはアピールが薄くとも、寺族さん方が苦労を察してくれれば、味方勢力として動いてくれる場合もあるわけでして、窓口代行程度のこととは言え(実際には人権主事さんが主体的に全体の方向付けをする瞬間もあったでしょうが)、協力・応援するのに十分な理由となります。

というわけで、がんばっている寺族さん方を、当日はしっかり応援するつもりです。前日準備の段階でもお役に立てれば良いなと思いますが、どうでしょうか。やることあるかな。

そんな事を考えつつ、一日の業務を終えました。ちょっと大変な事柄が舞い込んできて頭がもげそうですが、もげないように気をつけて対処していこうと思います。職責って、重いですね。