書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

旅行2日目。最終日。それはとても切ない日。

ホテルで迎える朝というのは気持ちの良いものです。いつもより非常に遅い起床時間。お寺にいる限りは、実現不可能な起床時間。許されるとしたら、インフルエンザで寝込んでいるときぐらい・・・(だから熱が下がるのを残念に思う瞬間もあったりします)


1人で泊まるときには、早朝出立の事が多く、ゆっくり出来るときでも朝食後すぐに慌ただしくホテルを出ることが多いのですが、家族旅行はとてもゆっくり出来ます。独身の頃に、なんでもっとホテルに泊まりに出かけなかったのかな今さら残念に思うほど。ただ、よくよく思い出してみると、独身の頃は非常に少ない給料だったので、旅行に行くような(それがたとえホテル宿泊自体を目的とし趣味的なものであっても)余力は無かったのでした。


宿泊の特典で、ラウンジなるところで無料の朝食を食べ(メニューはとても少ないですが、うちの子たちには多いぐらいだった)、名残惜しみながらチェックアウトし、長男のために設定した次なる目的地、アンパンマンミュージアムへ出かけました。


名古屋とは違い、お店などのエリアに入る分には無料。ミュージアム部分は1歳児から有料です。毎度思うのですが、アンパンマンの対象年齢に合わせてあるとは言え、1歳児から有料というのはどうかと思います。親からも取るのですから、3歳児ぐらいからが適正だと思うのですが。


子どもの数が多ければ、1歳児から取る必要も無いのかも知れませんね。我が家は3人兄弟ですが、長女が小学1年生。末っ子の長男がまだ二歳のため、これからも何度かはアンパンマンミュージアムを訪れる可能性があります。その際にはおそらく長女も同行するでしょう。


そこでちゃんと入場料を取れるわけです。これが一人っ子ばかりだと、一番多く訪れるであろう1歳から4歳ぐらいまでの間になるべく入場料を稼がなくてはなりませんから、1歳から課金というのも、経営側としては理解できます。


でもなぁ。アンパンマンはみんなの味方。やっぱりもう少しお安くしていただきたいなぁ。お買い物はしていきますから。ちゃんと。アンパンマンの肉まんあんまんが驚異的な小ささで度肝を抜かれましたけどね。子どもが食べるにはちょうど良いサイズなんですよね。良いお値段なのでショックですけど。


そんなわけで、しっかりとアンパンマンに絞り取られて帰路につきました。子どもたちは楽しんでいたようなので、良いのですけどね。あとから旅行費用を集計すると心臓がバクバクしてしまうのでね・・・


旅行で一番大きな支出は、宿泊費と交通費(ガソリン代・有料道路代)。でもなにげに、現地でのちょっとした買い物やお土産代が、けっこうな金額をのしてることもままあります。


そろそろちゃんと、宿泊交通費などの固定費と、当日使えるお金を、しっかりと事前に計算しておかなくてはなと考え始めました。普段の生活ではかなり絞っていますが、その分、出かけたときにはルーズになりがちです。気をつけませんとね。


でも今回の旅行、出発まで冷や冷やしましたが、暮れのおときを乗り切るニンジンとしても大活躍でしたし、良いリフレッシュにもなりました。年の瀬のこの時期に旅行に出かけられるなんて、それだけで気分が高揚しました。


またお金を貯めて、来年のこの時期にも旅行を計画できたらいいなぁ。