書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

今週の水・木と実務担当者会議のために東京にある宗務庁へ赴きます。職員数名で共に行きますので、そのための準備などが今日の一番の仕事。


とはいっても、現金をいつもより多めに用意するだけですが。


切符や宿泊は旅行社を通して手配してあるので、現地での支払はありません。昼食代が必要になるだけですが、何があるか分かりませんから、現金は必要です。


昨年は大震災に見舞われました。幸い私はすでに新幹線の車中に在り、数時間の缶詰の後、晩方にはお寺まで戻って来れましたが、東京タワー見物をして帰ることにしていた数名は駅で足止めとなりました。


結局深夜には浜松まで戻って来れたそうですが、そうしたときに現金が有ると無いとでは気持ちの持ちように違いが出来ます。


私が一緒にいなければ何にもなりませんが。


クレジットカードは停電になった途端に使えなくなってしまいます。たぶん。昔は券面の記録だったんでしたっけね。そうしたやり方が今も通じれば使えないこともないかも知れませんが、どうでしょう。


キャッシュカードはどうでしょうか。ATMは非常電源で動く?動いたところで通信が出来なければたぶん出金は出来無いでしょうから、大きな地震の時にはやはり使えないでしょうね。


認識違ってますでしょうか。


ともあれ、現金であればそうした心配は皆無です。コンビニ含め、食料を扱う店舗には大挙して人が押し寄せて、結果として何も買えないことは心配する必要は有りますが、現金の用意は最低限の備えとして必要なことと思います。


個人で行動するのではなく、宗務所という一団で行動するのですからね。


大げさなことを言っても、やることと言えば銀行から引き出してくるだけです。それを宗務所財布に入れて、肌身離さず管理するだけ。難しいことはありません。


でもね、けっこう皆さん、おっしゃってくれるのですよ。今年も何かあると困るね、と。


分かってます。重々分かってます。宗務所職員、みんな同じ気持ちです。ですから言わないでください。変に何かがまとわりつくような錯覚を覚えながら、職務のために出かけるのですから。そっとしておいてください。