いよいよ始まった檀信徒研修会。6時半の集合時間めがけて集まってくださる参加者を出迎えて名簿チェックをし、新幹線を東京で乗り換えて七戸十和田まで。
そこからバスで3時間ほどでしょうか。恐山に到着です。行程を記せばたったこれだけですが、6時台の新幹線に乗って15時到着ですからね。移動だけでほぼ一日終わりですよ。
でも、お寺の研修会は夕方で終わりと言うことはありません。夜まであります。だから安心。
到着してすぐに開講式。そのまま恐山の境内ガイドさんに従って1時間みっちり恐山のお勉強。少しの休憩の後、薬石(夕食)、法話1時間と続いて、就寝となります。
本山研修に比べれば緊張感もスケジュールのタイトさも無いに等しく、非常にリラックスして研修が出来ました。
一番はやはり、院代を勤める南直哉老師の法話でしょうか。曹洞宗の中でも目立っている方ではありますが、話は大変面白い。うまい。布教師の中でも最高位である特派布教師さんよりも、聴衆の耳を引きつけるのが上手なのではないかと思えます。
布教師さんの世界ではダメだと言われている話し方のオンパレード。体としては講談や漫談。でも、中身は法話なのです。ちゃんと法が伝わってくるのです。
学ぶべき所の多い研修1日目となりました。すごかったです。