書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

たまにはお料理の話題を

食べ物に関しての話題は正直取り上げづらいのですが(僧侶への一般的なイメージ的に)、たまには書いてみましょう。


豊橋市の松寿司さんへ行ってきました。法事の後席にお呼ばれをいただいたのです。最近はいろいろ都合でお断りする事が多かったのですが、久しぶりにご一緒する事が出来ました。


内装も料理の盛りつけもオシャレです。「法事の後席&お寿司屋さん」という字面から来る印象とは真反対ですね。多くの席はテーブル席となっています。こうした会席では2時間ほどになる事もありますから、足が痛くならず、喜ばれる事でしょう。


聞くと、平日のランチタイムには、女性が9割ほどを占めているという具合だそうです。お話を聞かせていただいた方の主観ですから、実際に調査した数字ではありませんが、お店の様子をイメージするには的確な数字と思います。


女性が好んで行きたくなる、そういう雰囲気を持ったお寿司屋さん、という事です。


味については私なんかがどうこう言えるものではありませんが、寿司ネタはよかったです。漁港を抱える地区に住んでいますから、よそに行って魚介類の味で満足できる事は多くはありません。それなのに、おいしいと素直に思えた、ということです。


興味のある方はネットで検索していただければ、ぐるなび食べログなどの情報に行き当たると思います。個室の数は少なそうですから、法事の後席に利用しようと思うと、ずいぶん早くから予約をした方が良いでしょう。ただ、ぱっと見、個室はお座敷でした。足はしびれますね。私は一向に構いませんが。


お寿司屋さんらしく、カウンター席もありました。いっそのこと菩提寺の住職とカウンターで・・・なんていうのも面白いでしょう。私は後席には必ず着物を着て伺いますので、恥ずかしいですけどね。


唯一残念な点は、会席料理屋さんと思うと、店員さんがこなれていない、ということ。みなさん必要十分な接客の出来る方ばかりとお見受けしましたが、一般の飲食店よりも気を遣わなければならない会席料理屋さんとして捉えると、接客技術にバラツキがあるな、と感じました。


具体的には、お料理の運び方や、配膳の仕方などに、お皿の下げ方などに、少し気遣いが不足している、という具合です。満席でしたから、普段よりも特別忙しかったのでしょうけれどね。


もちろん、普通に食べに行くには十分以上ですよ。気持ちよく食べる事が出来るでしょう。子ども用に塗り絵の出来るランチョンマット(紙製)が用意されていたり、お子様セットが食べやすいネタのお寿司とエビフライという組み合わせで、低年齢児でも楽しめる内容であったりと、子育て世代にもうれしい配慮があります。(会席コースのみかも)


お財布の都合さえ付けば、家族を連れて食べに行きたいと強く思いました。フォローでも何でもなく、本当にそう感じたのです。その点、誤解無きように。


ぐるなびでメニューが見れますけれど、やっぱり、お寿司屋さん、良いお値段しますね。ちょっと手が出ないか・・・