書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ナウシカのコミックを買いました

全7巻で3,000円弱ととても安いという話を聞いて、さっそくAmazonで調べてみたら、ほんとにそんな値段でした。びっくりです。送料も無料なので、何年間かの読みたい思いを果たすべく、すぐに注文しました。


そして今日のお昼過ぎに届いたナウシカを、時間を見ながらちょっとずつ読み進めています。出来れば夜更かししてでも今日中に読破したいほど面白いのですが、急に仕事が立て込んできたので無理も出来ません。独身の頃ならやってしまっていたかなぁ。


ナウシカが届く一時間ほど前まで、近所の保育園の年長さんに、坐禅の指導をしていました。毎年この時期に、小学校へ進む前に、少し厳しい体験を、という思いから依頼されているのです。実際に座るのは15分ほどですが、合掌、叉手をはじめ、坐禅の姿を一応整えながらですから、一時間ほどは要します。


短いように思える時間ですが、ガチガチに緊張してお寺にやってきた子どもたちに、負けないように気を張って指導をしますので、疲労感はかなりあります。充実感も伴うので、心地よい疲労ですけどね。


そんな時間のすぐ後にナウシカが届きましたから、ご褒美のような感覚でした。うれしいですよ。


そしてもちろん、緊張しながら、必死に坐禅に取り組む子どもたちの姿も、とても嬉しかったです。何人かは、もう一回座りたいと言ってくれました。うれしいじゃないですかぁ。


禅スクールの企画をしているときなどに、小学生高学年を対象としているのに、坐禅は20分ぐらいが限界じゃないか、という意見が良く出ます。けれども、年長さんで15分座れるのですよ。4年生が20分で限界じゃあ、困ります。大人は40分ぐらいですから、30分程度ならおそらく大丈夫。もちろん慣れないうちですから足は痛いですよ。痛みを我慢して、静かに座り続けられるか、という視点です。


ただ、あまり無理して関節に痛みを残してもいけませんからね。いずれにしても、年長さんの場合は、毎年15分を目安にしています。一回だけ、20分やったかな。みんなすごく真剣だったから。


もうすぐ4歳になる自分の娘にはまだ体験をさせていません。そろそろやっても良い頃ですかねぇ。毎日とかじゃなくて、年に何回か、体験させても良いかなと、考えています。