毎年行われている将来就きたい職業アンケートの結果が発表されていました(株式会社クラレのクラレ・アンケート)。やはり、僧侶の文字は見あたりません。私の夢は、ここに「僧侶」をランクインさせることです。
僧侶って、それが職業と呼ぶべきものかどうかは判断に迷うところですが、アンケートの趣旨から考えてこのランキングに僧侶が入ることはなんら問題はありません。なりたい職業とはつまり、憧れの対象なのですから、僧侶がそのように見られることは喜ばしいことです。
ですから、ランクインさせたいのです。それには、憧れられるような存在でなくてはなりませんし、メディアでも常に取り上げられるようでなくてはなりません。
立派だな、と周りから思われる僧侶がいたとしても、「ああいうお坊さんになりたい!」とまで思ってくれる子どもたちがいるかというと、滅多にいないように思います。なんででしょうねぇ。政治家とか芸能人とか、住む世界が違うと表現されることもありますが、僧侶の場合はその度合いがとんでもなく強いのかも知れません。まあたしかに、本山での安居修行は一般社会とは別世界でありますが。
常々、どうしたらこの夢が実現出来るか考えています。ボランティアも、今ではその夢のためのひとつの行動です。皆さんからも、こうしたらどうかといったご意見、伺いたいと思います。コメントでもメールでもかまいませんから、どうかお聞かせください。