書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

ジョギング4

午前中に近所の保育園の園児たちに、坐禅体験講座を開講し、昼食後にジョギング。今日で4日目、無事に三日坊主をクリアしました。休養日は毎週水曜、つまり宗務所の当番日をあてることにして、火曜か木曜かどちらかをさらに一日休養日にして、休みも取ることにしましょう。


話を戻して、坐禅体験講座。もう5年目か6年目ぐらいになると思います。毎年1回、だいたいこの時期に、卒園を控えた子どもたちに坐禅を体験してもらい、小学校でがんばっていく自信を持ってもらうという趣旨で、開催しています。


初めての時は、2月頃に、園長先生が突然訪ねてきまして、今書いたような趣旨で坐禅を教えて欲しいと、頼まれました。正直言えば引き受けることに不安だらけだったのですが、私も曹洞宗の僧侶の端くれ、坐禅を教えて欲しいと言われて、断ることは出来ません。


あれからもう何年にもなるんですね。毎年変わらず、恒例行事になっているのが、なんだか不思議です。最初の年に来てくれた子は、小学校の最上級生ぐらいになるんですよ。


たった一日、それも1時間ぐらいの間のことですから、子どもたちの名前も覚えていません。でも、ある日ふらっと、正太寺に遊びに来てくれないかなぁと、思っています。保育園の時に坐禅を教えてもらったんだよー、なんて言われたら、うれしくて泣けちゃいますよ。


今年来た子どもたちも、幸いみんな笑顔で手を振りながら帰って行きました。きっと元気に小学校へ入学してくれることでしょう。彼ら彼女らが大きく成長していくのが、楽しみです。