書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

予算所会

いよいよ予算所会です。書記の仕事は、会場セッティングと議事録作成。今日の議事録作成は他の書記さんにお願いして、私は会場セッティングを主な仕事としました。書類は全て主事さん自ら作成しますので、そちらでは出番無し。最近のプリンターはソートして出力してくれますから、印刷のあとに並べ替える手間もなく、ほとんど出力した状態のまま、ホッチキスでとめるだけです。


予算所会では、公務交通費について少し議論がありましたが、それ以外は議論もなく、原案通りに了承されました。公務交通費も、もっと宗務所で負担すべきという論調でしたから、予算案に不備があったわけでもなく。次に予算を立てるときには、負担を増やす方向で作るのかなぁ。


現在の所、我々宗務所職員が壇信徒本山研修会や梅花流詠賛歌全国奉詠大会参加のための交通費(参加旅費)は、半額宗務所負担、残りを個人負担することになっています。普通の組織なら、仕事で行くのですから当然宗務所が負担するとなるはずなのですが、そうは問屋が卸さないのが実情。それを、当たり前の方向へ梶を切るきっかけになりそうな、予算所会でした。


引き続き、教区長会。
こちらの議題は、壇信徒本山研修会の旅程の検討です。旅行各社から提案されたプランを、会社名を伏せて教区長会に提出し、決定してもらいます。熱の入った議論の末、ようやく決定となりました。パックツアーと比べると、こうした企画旅行は価格が高くなりがちです。それに見合った内容でなければ、お檀家さん方に参加を募るのにも、支障があります。研修はもちろんのこと、その後に回る観光も、楽しみの持てるものでなくてはなりません。


その辺り、各社も分かっていますからどれも魅力的です。その中から一社を選ぶというのは、苦労するのですよ。もっとも、職員は議論に参加するものの決定権は持ちませんし、書記は発言の機会はほとんどありません。今回は一言も発言してないんじゃないかな。つまんないんですよね、その点は。


まあでも、そんなぐあいで、会議自体は無事に終わりました。これで予算も組めましたし、壇信徒研修会の計画も次に進めます。主事さんは、ほっと一安心ではないでしょうか。我々もそんな主事さんをサポートするべく、がんばりたいと思います。