書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

会計が怪しいのですが

再びサーバーに手を付け出しました。新しい機械にサーバー向けのOSを入れて、そこにさらに、仮想的にOSを実行できるソフトを入れて(VMware Serverといいます)、そこにメインとなるサーバー機能を構築していくという手法を採っています。
元々のOSをホストOSといって、その上で動作しているOSをゲストOSといいます。


わからんでしょ。


ひとつのパソコンの中に、二つのパソコンが同時に同居しているような感じです。Windowsの中でMacが動いているような。ただ、二つのうちのひとつは(ゲストOS)、もう一つのパソコン(ホストOS)の力を借りて存在してますよ、だからちょっと制限があるんですよ、という感じ。


その制限が、ゲストOSから、USB接続の外付けハードディスクを使うときに障害となっております。ホストOSの急な再起動などの理由でゲストOSが突発的に強制終了した場合に、自動的に外付けハードディスクを認識させることが出来ないのです。なにかしら方法はありそうなものですが、今のところ見つけられません。


何の拍子に再起動が発生するか分かりませんし、その時に私が近くにいられるとも限りません。私が帰ってきて処理をするまでファイルサーバーが使えないというのは大変困ります。
ホストOSでは再起動後の認識も問題ないので、結局、ホストOSに外付けハードディスクをつなげて、メインのサーバーの機能を一部ホストOSに負担させて、再起動が生じても問題ないようにしようと、今日がんばっておりました。


途中ログインできなくなったりしながら。焦りましたよ・・・


ゲストOSは、当然無数のファイルで構成されているのですが、それを動かしているホストOSから見ると、10個ぐらいのファイルだけなのです(ファイルサイズはギガクラスですが)。そしてこのファイルを他の機械に同じ仮想的に動かせるソフトに開いてもらうと、そっくりそのまま同じ環境が再現できるのです。
普通は難しいOSのコピーもバックアップも思いのままなのです。何かの拍子に機械が壊れてもすぐに代替機が構成できるという夢の道具なのですよ。


ですから本当はサーバーの機能を全部そちらにまとめておきたかったんです。新しくホストOSを構築してしまえば、あとはバックアップしておいたゲストOSのファイルを読み込ませるだけですから。
でも今回の作業で、それプラス、ホストOS側でも一部機能を使えるようにセットアップをしなくてはならなくなりました。うまくいきません。
無理矢理なら方法が無くもないのですが、それにはまた別の問題もあったりして、はぁ、という感じです。


難しいですねぇ。


それにしてもこのサーバーOS、良くできてます。これならWindowsしか使えない人でも簡単なファイルサーバーの運営管理ぐらいなら出来そうです。宗務所に導入しようかな。