書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

お寺を転々とする日々です

昨日は午前中に、特派布教という行事がありました。布教師と呼ばれるおっ様の中でも特に優れた人は特派布教師と呼ばれ、その布教師さんがたが毎年一回、各教区を回って布教伝道をして回る行事です。それに併せて、会場になった寺院の檀信徒先祖供養なども営まれます。


法要があるので人手がいります。そんなわけでこの日は毎年、教区内のお寺さんは都合がつく限り会場寺院に集まり、法要をつとめます。
それから今度は私と師匠は場所を西見寺様に移して受戒会の準備を行いました。


そして今日は清源院様で首座和尚とマンツーマン指導。明日は午前中西見寺様で準備の後、午後から清源院様で直前準備と、なんだか目の回るような日々です。
毎日お寺からお寺へと移動してるうちに日が過ぎていっているような気がします・・・


肝心の首座和尚の仕上がりは、まだ6部といったところです。でもそろそろさすがに尻に火がついてきて感じもあります。ちょっとうれしく思える反応もありました。気がつけばあと4日です。受戒会も気になりますが、首座さんの指導にもきっちり集中しなければなりません。私は首座さんの指導係ですから、首座さんが失敗したら私の責任です。首座さんが、よく頑張ったと言われたら、私にとっては80点。私までよくやったと言ってもらえたら、90点。次の機会があったらお願いしたいと言われたら100点でしょうか。


100点取ってもうれしいようなしんどうような感じですが、言ってもらえるようにがんばりたいです。