書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

タブレットの復帰を諦める

昨日の日記に書く前からチャレンジしていたので、丸二日ぐらいは頭の中に抱えていたWindowsタブレット復帰ミッションですが、一旦諦めました。二進も三進もいきません。変なエラー出るし。

まだチャレンジすべき方法はあるのですが、少し時間がかかるため、今抱えている仕事を終えてからにしようと思います。Windows8.1のリカバリーディスクを作成し、そこからクリーンインストール。メーカー独自のドライバー類を適用し、Windows8.1でタブレットが正常動作することを確認した後、再度Windows10へアップグレードを試みる、というものです。

最新のパソコンならさほどでもない作業なのですが、数年前のタブレットですからね、だいぶ時間がかかります。ただ、もはや正常に動作させられない状況になっていますから、失うものは何もありません。ただただ、パソコン環境構築マニアとしての血がさわぐのみです。

ただ、気になることが一点。どうもバッテリーが、60%ぐらいまでしか充電できなくなっているっぽい…

いや、この際それは無視しよう。いいんだ、もはや目的は、そこではないんだ…

Windowsタブレットの復帰を試みる

日中は色々ありまして。夜も色々ありまして。その片手間で、Windowsタブレットの復帰を試みています。

数年前にケーズデンキの展示処分で購入したASUSVivo Tab Note 8。型番をR80TAというのですが、もともとWindows8.1がインストールされていました。調べてみたら2014年初頭の発売ですね。もう5年前。

Windows10が登場した時に、そのままアップグレードしました。その上で若干の不具合が見られたので、さらにWindows10のクリーンインストールをしたのです。そしたらまあ、不具合が増えた増えた。特に画面周りがひどくて、縦横の自動回転ができないとか、明るさ調整できないとか、色々。

原因としては、本来適用されるべきグラフィックドライバーが機能していなくて、Windows標準の表示機能しか使えていない状態なのです。言い方を変えると、本来は多種多様な機能を持つ画面表示周りの性能が、全然発揮できない状態になっている、と。

これをさっぱり解決できないまま、使い勝手のいいiPadばかりを使うようになってしまっていたのですが、実はこのR80TA、ペン入力機能が優秀で、お絵描きをする人たちに、どこにでも持ち運べるお絵かきマシンとして絶大な支持を得ていたのでした。

私は絵心がありませんが、それでも持ち運べるそうしたマシンというのには興味がありますし、何よりフル機能のWindowsタブレットで、8インチというのは、多分今、魅力的なモデルとしては存在していないんじゃないでしょうか。少なくとも昨年のある時期に探した時には見つかりませんでした。

そんなわけでもう一度復活させたいのですが、なかなかうまくいきません。Windows10も半年に一回ずつ大型アップデートが出て細かなところまで変更が加えられているので、久しぶりにいじってみて、どうにかしようという魂胆なのです。

この機種限定の話ではないのですが、色々と不具合解消のための知見も増えてきていて、試したい方法も見つかりました。今日もそんなに触れる時間がなかったので遅々として進みませんが、なんとか復活させたいです。

復活させても、もうバッテリーに力がないんじゃないかという危惧がありますが…

それでももう一度持ち出してみたい!ちょっと頑張りますよ。

朝から夜までお勤め

ここしばらくの忙しさのとどめを刺す1日でした。昨日の葬儀の朝参りから始まり、法事を一件。午後からは教区の総代会。夜にまた法事を一件。朝の8時スタートで、夜8時半の終了でした。外仕事だけでこれだけですから、なかなかハードでした。疲れもたまっていますし。

教区の総代会とは、教区内寺院の総代さんたちで作る総代さんの会です。独自事業があるわけではありませんが、こうして他のお寺の総代さんたちと顔を合わせる場というのも必要なのでしょう。曹洞宗の組織構造上、必要という理由もありますけれど。

総代会の開催に際しては、必ず法要が厳修されます。最近は堂行に配されることが増えていまして、今回も堂行でした。ポクポクゴーンの係です。導師の動きに合わせて鳴らす場面も多く、また、失敗すれば目立つのでかなり緊張します。

でも今回は、90点は上げていい出来栄えだったと思います。法要は二つでしたが、どちらも複雑なものではなかったのですが、それでも完璧にこなすというのはなかなか難しいのです。やってみるとよく分かります。横で見ている分には失敗しようがないと思えるんですけれどもねぇ。不思議なものです。

総代さんたちは法要後に総会へと移ります。我々和尚は別室にて教区会を開催します。実は今日から新しい教区長さんの任期が始まるのです。ちょうどその初日に総代会が開かれるというのは、なかなか出会えないタイミングなのです。本当になったばかりの教区長さんにご挨拶をしていただくのは、貴重な時間でした。

宗務所で三代の教区長さんとご一緒しましたので、その大変さもある程度は承知をしているつもりです。あまり気張りすぎず、マイペースでお勤めしていただけることを願っています。

私に順番が回ってくるのはいつの話かなぁ。タイミングによっては、順番が来ないこともあります。年代が近いところに何人も和尚がいると、そのうちに適齢期を過ぎてしまうんです。80歳を超えてはなかなか難しいです。宗務所まで出て行く用事も多いですし、何より宗務所の方針にも大きな影響を与えますから、情報収集能力も維持していなくてはなりません。

どうなのかな。責任の重い仕事なので、やるとなったらかなりのプレッシャーになりますけれども。楽しみなような、怖いような。ともかく新教区長さん、くれぐれも体を壊さないように気をつけていただいて、その上でよろしくお願いします。

オタマジャクシが蛙になっていた

正太寺の池には毎年ヒキガエルがたくさん産卵してくれます。一昨年ぐらいに全然育たないことがありましたが、今年は無事に成長を続けています。

今朝、池の様子を見に行ったら、いつの間にか蛙になっていました。小さな蛙。今のうちならみんなに愛される小さな蛙。大きくなったら気持ち悪がられる…

ちなみに、今の状態でもあまりの数の多さに悲鳴をあげる人の方が多いと思いますが。

そんなミニガエルの動画をご紹介します。ぜひ悲鳴をあげてください。ブラウザはGoogle Chromeを使うと4Kで見れますよ。

今日は葬儀でしたので、日記に書けることにも制限があります。蛙でお茶を濁すのです。


オタマが蛙になった

遠州三十三観音霊場も開創35年を迎えました

本日、記念大会が開かれました。私はお通夜のために記念法要を終えてすぐにお寺に戻りましたが、講演や遠州三山の住職によるトークセッションもあったりして、なかなか面白い内容が予定されていました。また後日、関係者から感想を聞きたいと思います。

会場は袋井の可睡斎遠州三山の一角を占める古刹です。曹洞宗の専門道場でもあり、もちろん遠州三十三観音の札所でもあります。遠州音霊場会の会長もお勤めいただいているので、必然的にこちらが会場となりました。

普段とは全く違うメンバーでの法要は緊張感がありましたが、無事に終了しました。法要後の開放感は何度味わっても良いものです。

帰りに売店で濡れおかきを購入。この辺りだと他には小國神社の売店でも売ってますね。最初は恐る恐る口にした濡れおかきも、最初の一個で虜になりました。先月の打ち合わせの時には売店が閉まっていて買えなかったので、今日はその分もと思い切って三袋購入。ご満悦です。

昨年まで巡礼していた西国三十三所が、開創1300年。こちらはまだ35年。だいぶ差がありますが、2300年と1300年ぐらいになれば、その差も気にならなくなります。それぐらい続く霊場になると良いなと思いますが、まだまだ盛り上がりに勢いがありません。でも、身近に観音霊場があるというのは、何かという時に支えになると思います。巡礼の方々の表情を見ていると、そう感じます。続けていくことが大切だと、肝に命じて頑張ります。

計画的に1日を過ごしましょう

午前中の予定は、金融機関巡りと床屋さんに、お檀家さん宅へ届け物。

変なこだわりで、作務衣を着て届け物をすることにしました。洋服で行くとびっくりされそうなので。でも金融機関巡りは洋服が好ましい。周囲に溶け込めます。床屋さんはどちらでも良いけれど、ついでを考えると洋服に着替えてからかな。

以上を終わらせた後に葬儀の支度。お戒名はすでに考えたので、書き物が中心です。これは時間がかかるしまとまった時間が欲しいので、一番最後。とはいえ優先順位は最上位なので、午前中に書き終わることが目標。

そんなこんなを考慮しながら半日の予定を組み上げて、実行し、無事に完了。簡単な内容ではありますが、わざわざ予定を組み上げてその通りに実行できたことで、満足感が普段よりも数割アップしています。お手軽にやる気アップの出来る良い方法だと思います。

ただ、ちょっと来客があるだけで予定が大幅に狂うことも多いので、そうするとやる気が急激にダウンします。諸刃の剣ですね。

私の悪い癖で、計画的に毎日を過ごそうと思っても、たまにこうしてチャレンジしても、すぐに続かなくなってしまいます。大きな仕事も、細かく分けて進捗を記録すると、捗っている実感が持てるのでぜひやるべきなんですけれど、なんだかだらだらとやってしまいます。

それでもそれなりに仕事が片付いていくのは不思議ですけれど。こういう仕事の仕方が向いていないのかなぁ。特に事務仕事は、漫然と取り組むより、効率も上がると思うのですが。またしばらく、こうしたことに気を使って、仕事を進めてみようと思います。

着るものが特殊な故の裏事情

仕事の帰りにどこかに寄る、というのが気軽に出来ないものを着ているが故に、公にお話をすることのない裏事情があります。今日はもともと眼医者の予約が入れてあったのですが、葬儀となったため、予約時間には行けない可能性が濃厚でした。遅れて行くか、予約は諦めて別の日に行くか。時間がずれた時点で予約は無効となる約束なので、どちらにしても初診と同じ程度の待ち時間が発生します。時間のある時に行くしかないよなぁと思っていました。

ところが、葬儀会場の都合のために、葬儀後のタイムスケジュールが変更となり、会場を出る時間がだいぶ早まりました。 (ぶっちゃけますと、市営のために融通が効かず、この時間にはきっちり退室をしてもらう、という方針が揺らぎません。これが最初からそうならまだ納得できますが、年々時間が早まったりしているんです。どんどん使いづらくなるのですが、斎場と一体化した施設なので移動が発生しないという大きなメリットのため、湖西市の中ではおそらく一番人気。

民営の葬儀会館であれば、たとえその後、次のお通夜が入っていても、うまいこと調整してくれるものですが…もちろん限度はあるのは当たり前ですが、今回の会場は調整をしようという配慮が何も感じらせません。一体どういう話でこんなことになってしまったのか。今までにお願いして受け入れてもらった要素もあるのですが、最近は何を言っても無駄なんじゃないかと思えるほどになってしまって、大変辛い)

早まったものの、一度お寺へ戻るほどの時間はありませんので、着替えを持って出かけました。

着替え。

法衣を着たまま眼医者さんへ行くわけにはいきませんので。改良服でも目立ちますし。構わないといえば構わないのですが、世間に気を使うというか。

どこで着替えるかというと、場所はありません。どこにもありません。公衆更衣室なんてありません。車内で着替えです。着替えスポットはあまり明かせないのですが、車通りが少ないところを選びます。恥ずかしいですから。

そうなんです。皆さんの前で法衣でお勤めを終えた和尚は、意外と近いところで洋服に着替えているかもしれないのですよ。見かけてもそっとしておいてくださいね。貴重な着替えスポットを失うことになってしまいます。ご協力お願いいたします。

裏事情という割には大した話ではなかったでしょうか。本人としてはかなりの裏事情なのですよ。ここまで書いて、公開するかどうか悩んでいるぐらいですから。