書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

西国再巡礼1日目

何度か日記でも書きましたが、昨年満願を達成した西国三十三所巡礼に、全4回のうちの2回目から参加してくれたお三方を、第1回の行程にお連れするというちょっとだけ再巡礼の旅。今日から三日間です。

いつもの巡礼のように朝6時半に出発。バスよりも身軽なため、予定よりも少し前倒し気味で小気味よく巡礼が進んでいきます。昼食をどこで食べるか迷ったのですが、前回と同様にサガミにて。もっとも、前回は法事用のお料理を用意してもらったのですが、今回は各自食べたいものを注文しました。人数が少ないからこそ出来る方法です。好きなものを選べる分、満足度も高まるというもの。

ランチで天ぷらとお寿司にお蕎麦がついて1,100円ぐらいのメニューがあって、これはなかなかお得感あるなと感じました。普通、うどん屋さんで寿司は出ないですしね。

予算は2,000円取ってあったのです。団体でお願いするときは、1,500円ぐらいのメニューを探してもらっていました。1,000円と1,500円だと、全然ものが違うんです。食事というのは重要で、旅行全体の満足度に直結します。過去の経験から、とにかく昼食は1,500円で、とお願いしてます。

夜の食事で足が出そうだとか、二日目は旅館で会席料理ですが、飲み物は別料金なのでこちらでも足が出そうだとか、いくつか不安があったので、そのための緩衝材として、予算としてはさらに500円プラスの2,000円。メニューを選ぶときには2,000円以内でというのはそれとなく伝えて、実際にはみなさん千円台前半のメニューを楽しんでいただきました。

その後も順調に進んで、今日の宿泊は姫路駅南のリッチモンドホテル。参加費を少しでも抑えるために、旅館ではなくビジネスホテルにしました。浜松のリッチモンドホテルは何回か泊まっていて、全体の雰囲気としても気に入っていたので候補に挙げたのですが、決め手になったのはオープンが昨年の6月ということ。新しい建物はそれだけで得点高いですからね。

期待した通りにロビーも綺麗で、フロントの対応もテキパキしていて好印象。お部屋に入ってさらにびっくり。お風呂とトイレが分かれています。ビジネスホテルでこんなことになっているのは初めて見ました。部屋の清潔感とお風呂とトイレの件で、みなさん大喜び。大浴場がないのが気がかりだったのですが、浴槽も思ったより大きくて、何にも不満はありませんでした。

晩御飯はホテルから徒歩数分の居酒屋さんにて。よくよく調べたら浜松にもお店のある目利きの銀次姫路店。美味しかったですよ。浜松に同じお店があるなんて今更言えませんが。姫路駅の北側だとたくさんお店があるんですが、南側はオフィス街のようで、ネットで調べられる情報では限界がありました。クチコミが良さそうだったのでここに決めたのですが、正解でしたよ。全国にお店があるとしても、美味しければ満足してもらえるのです。

2時間以上かけてゆっくりおしゃべりして、散会となりました。緊張してお腹の調子を悪くしての初日でしたが、ここまではバッチリです。旅行社に入社して添乗員になると、この緊張感を20人以上、ときには100人を超える規模で味わうわけで、これはたまらんでしょうねぇ。