書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

下見に備えて準備準備

明後日から、西国三十三所巡りの最終回に備えての、下見に出かけます。相変わらずの、二泊三日を一泊二日で回ってくる弾丸ツアー。隣寺住職を巻き込んでの二人旅です。

今回はiPhoneに接続する高性能マイクを用意しました。これで車内の会話を録音し、下見で撮影した映像に混ぜて使うことで、今までの下見ビデオとは少し違って映像が出来上がる予定です。

ただ、車内の会話は外に出せない内容ばっかりなんですよね。とてもじゃないですけど。そこをどうするか。一応2人ともいい年した大人なので、録音している最中は気を遣った話をすることになるわけですけれども、そんな会話、聞いていても面白くないじゃないですか。普通の会話を面白く聞かせられるほどの話術はとても持ち合わせていません。

録ってみないと分かりませんけれど、ピンポイントで映像に重ねられる会話があれば良いなと思っています。

ちなみに、購入したマイクはかなり評判の良いマイクですので、こんなイレギュラーな用途では無く、いろんな録音にこれから活躍することになるでしょう。楽しみです。

カメラ回りの準備は、4月に本番をやったばかりなので、だいたい整っています。バッテリーを何本も充電する必要があるぐらいでしょうか。下見用の荷物をまとめるのもだいぶ慣れてきましたしね。一番肝心の録画機材をアップデートしたいのですが、資金もないし、性能は上がっていても利便性が向上する機器も出ていないし、ちょっと辛い。

DJIのOSMOを使っています。カメラ性能だけを取ってもGoProよりもきれいな画が撮れるので、ジンバル機能付きのカメラとしては他に選択肢が無いぐらいに良い製品です。ただ、モニターディスプレイが無いのです。どう撮れているか確認するには、スマホWi-Fiでつながなくてはなりません。これが手間なんです。電源を入れるたびに接続の時間がかかります。体感では20秒ぐらい。バッテリーの消耗も激しい製品なので、電源を入れっぱなしにするわけにもいかず、札所に到着するたびに電源を入れ、スマホとつながって画が出るのを待たなくてはなりません。

その点GoProなら、全体的なサイズも小さいし、モニターディスプレイは本体に内蔵されているし、利便性という面ではかなり上です。追加投資が必要ですが、専用のジンバルもあります。電池の消耗もGoProの分だけでシンバル部はさほど減らないようです。OSMOはOSMO自体にも電池食いで、下見も本番も、予備バッテリー5本も持ち歩いています。そして、モニターとなるスマホもかなり電池を消耗してしまいます。電池の残量を気にする対象が一つか二つかで、楽さが全然違うんですよね。

画質と追加投資に目をつむってGoProに乗り換えようと思ったこともあるのですが、でもやっぱり、画質に開きがあるんですよ。レンズの大きさが、だいぶ違うからだよなぁ。モニター搭載OSMOが登場して欲しいです。便利になるのに。