書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

稲荷様の準備

IMG_2905 明日は稲荷様の例大祭。毎年12月の第3日曜日に開催しています。今年もぶれることなく。

昨年、一昨年と連合宗務所会がこの週末にかかる金土開催でしたので、ほかの職員とは同一行動をとらず、ハグレ者的に1人先に帰るということをしていたのですが、今年はちゃんとお寺にいますよ。

ただ、午前中は法事ですので、大半の準備は午後からと見積もっていました。午後からは婦人部の役員さんも炊き出しの準備に来てくださるので、ちょうど同じ時間帯の準備になるなと、考えていたんです。

ですが実際には午前中で、和尚側の準備ほぼ終えました。昨日のうちから関係するエリアの掃除に入っていて、今日は法事の前に稲荷殿の掃除も終えることができてしまいました。例年よりも汚れていたのですが、それでもなんとか。

鳥が入り込んだみたいで、鳥の糞が散らかっていて大変でしたよ。物置側の出入り口をアルミサッシに変えて以来、畳の雑巾がけは不要となり、掃除機だけで済むようになっていて、掃除に要する時間がかなり減っていたのですが、数年ぶりの畳の雑巾がけが必要でした。全面ではないですけれどね。

雑巾がけをすると、畳表の張りの無さに驚かされます。近く将来、表替えは必須だなと、雑巾がけをしていた頃から感じていたのですが、その時より悪化はしていないものの、あまり力を入れてこすりすぎると破れてしまいそうです。

十二畳ぐらいあるので、本畳だと30万円以上かかるのかな?とてもすぐには無理ですが、見積もりを取って計画を立てていくぐらいしないといけませんね。

床にしたほうが安上がりかな。でもこの時期、寒いよなぁ。明日のご祈祷の際には役員さん全員に稲荷殿に入っていただきます。年に一度とはいえ、そうした時のことも考えて整備しないといけません。師匠の代で正太寺全体にかなり手を入れてもらっていますが、経年劣化の押し寄せる波は止めようもありません。なるべくきれいにしておきたいけど、最終的にはお金がかかるし、頭の痛い問題です。

冒頭の写真は明日の出番を待つ裏方さん。 以下の写真も同じく、明日の出番を待つネギ。 IMG_2905