書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

奉仕作業→葬儀の流れは思った通りにしんどかった

小学校の奉仕作業がありました。今月中旬の運動会に向けて、夏の間に伸びた草刈りなどを行います。常々は用務員さんが手入れをしてくださっていると思うんですが、この時期は伸び方も特別ですからね。

午後から葬儀があるので、正直なところ奉仕作業は欠席したい気持ちがありましたが、奉仕作業はPTAが主体となって行なう行事です。呼びかけ人は、会長である私です。葬儀があるとはいえ時間は被っていませんから、欠席はできませんよね。

実は、奉仕作業に出るのは久しぶりなのです。長女が入学して2年ぐらいは私が出たのですが、その後は住職になったり分団長になったりでなかなか土曜日の午前中に時間を空けるのが難しくなり、妻の当番となっていました。

久しぶりに出てみると、私が出た時と比べて出欠の取り方も変わりましたし、結構変化があるものですね。担当の先生次第というのがよく分かりました。

以前は体育館に一度全員入って集合し、そこでマイクを使って会長、校長、そして全体の指揮をとる体育施設整備委員長が話したのですが、今回は全て屋外。妻がで始めてからこの形態のようですが、やはりマイクがないとなかなか話が伝わりませんね。どんなに頑張っても限界があります。屋外集合で構わないのですが、マイクは欲しいなぁ。

8時半に開始し、10時半ごろに終了しました。この時期にしては涼しい気候でしたが、それでも汗はたくさんかきました。シャワーがとても気持ち良い。軽く昼寝をして体力を回復し、午後の葬儀に備えました。

葬儀の後、すぐに初七日のお勤めです。葬儀は当然ながら全力投球。そしたら、初七日前にだいぶ疲れてしまいました。葬儀後かなり短時間で初七日の仕度が整い、参列者も着席されましたと案内されたのですが、すぐに動けませんでした。年ですかねぇ。そこからもう数分待ってもらって、なんとかお勤めを果たしましたが、どんなに疲れていてもやるからには全力投球です。これはもう体に染み込んだ信念ですから、どうにもなりません。おかげさまで、ぐったりです。夕食後、多分20分ぐらいかな、ほぼ意識がないぐらい、ぐっすりと眠りました。気持ちよかったぁ。

ヘトヘトにはなりましたが、でも、いつもお経に行くとお茶を出してくれたおばあさんを、しっかりと送り出せた実感があります。お別れは切ないことですが、受け入れるしかない自然の理です。ただただ、全力投球でお送りするのみ。いずれまた、分子レベルでお会いしましょう。