書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

さすがに喉に違和感が出てきた

喉の弱い住職です。こんにちは。


昨日のお役僧、晩にはお通夜、そして今日の葬儀、初七日と立て続けに全力で声を出していると、喉に違和感が出てきました。喉に効く漢方薬、響声破笛丸を飲んでみましたが、今日は効いてくれるかなぁ。


明日明後日と法事も続きますから、まだしばらく喉をお休みさせられません。喉の強い和尚ならこんなのなんてことはないのでしょうが。うらやましい。


ケアに努めては居ますが、これをきっかけに咽風邪になることも珍しくはありません。炎症を起こしてしまって、でも休めないのでさらに痛めて、今度は熱がでたり咳がでたり。


いま、咳が出るようになると人前に出れません。それは困ります。今日のご葬儀でも花粉症で辛そうな方はいましたが、咳込む人はゼロです。それだけみなさんが気を遣っている状況で、導師がゲホゲホしているわけにはいきません。困ったことになります。


でも、咳が出る程度で公の場に出なくて良い状況というのは、お医者さんからすると諸手を上げて賛成なんじゃないでしょうか。風邪を治す一番の薬は、休養です。仕事にいかずに、自宅で休養。それだけで治りが早まるし、誰かにうつす可能性も激減します。薬は症状を抑えるだけで、治してはくれませんから。


そうしていれば抗生剤を処方する必要だってかなり減るのでは。理想的です。


そうなってくると、お寺のブラック企業っぷりが際だってしまいますけどね。咳が出るからといって、葬儀や法事を延期にはできないもの・・・


我が家は体質なのか、全員が全員、風邪が治りかかるとそこから必ず咳がついてきます。休養が足りないのでしょうか。体調が悪いとすぐに仕事を休める理想的な社会が実現すると、私が困る事態になるという、この何とも言えない不安。おなか痛くなりそうです。