書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

無事に円成です

常久院様での法要、無事に円成しました。一日中立ちっぱなしで写真を撮っていたためにかなり疲れましたが、気持ちの良い疲労です。こういう仕事をさせて頂けるのは、大変嬉しいですね。


今までにたくさん勉強させて頂いたおかげで、法要進行の先を読んで写真を撮ることが出来ました。これはやはり、僧侶であるからこそですよね。プロのカメラマンであっても、ここまで中身を理解して写真を撮ることは、事実上不可能でしょう。そんな暇があったらよその現場で写真を撮ってお金を稼ぐべきです。


宗教儀式専門のカメラマンとして生きていくというなら話は別ですけども。


ま、しかし、儀式を理解していることと、写真の出来栄えはまた別問題。今回も大量の写真を撮ってしまいましたが、その中でこれはと思う写真があるかどうか心配です。記録写真と言うことなので、人物アップの印象的な写真を撮るという行為自体がほとんど無いですし。やはり、全体を写した記録的な写真になってしまいます。あんまり自分では好きではない写真ですね。


でも人物アップばかりでは記録になりませんし。印象に残る記録写真。印象に残ってなおかつ記録として役に立つ写真。どうやったら撮れるんでしょうね。写真教室に通わなきゃ無理かな。


プロが撮ると、構図がしっかりしているのか、記録写真であってもなんだか眺めていたい写真とかあるんですよね。ああいうのを撮りたいです。そういう写真をたくさん見たら、少しは勉強出来るでしょうか。今後の課題です。


いやまあ、このカメラは元々娘達をきれいに写すために買ったカメラですからね。腕前としても娘がある程度きれいに撮れればそれで良いんですけども。この勢いでお寺の用事に使っていたら、そのうちに壊れてしまう・・・すでにメモリーカードスロット部分のふたがカパカパ言ってるんですから。ちょうど右手親指の付け根あたりでグリップする位置なので、力がかかるんですよ。このあたりの作りが、ちょっと安っぽいんだよなぁ。


大事な証明写真は、ばっちり撮れました。それだけは一安心です。しっかりバックアップを取って仕分けをして、早くご住職の元にお届けして、解放されたいですね。