書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

坐睡

坐睡とは、坐禅をしたまま眠ることや、寝る間を惜しんで坐禅に励む中での睡眠のことなどを表す言葉です。けっして、いすに座ったまま気がついたら寝ていたという状態のことは言いません。


その言わない方の眠り方をしました。手元に置いてあった扇風機のリモコンが、眠った自分の手に当たって落ちた音ではっきりと目覚めました。時計を見る。昼下がり、およそ2分の睡眠でした。


何分寝たのか正確に分かるのには理由があります。寝る前に、ちゃんと時計を確認したのです。つまり、いすに座ったまま寝る気で目をつむったのでした。時々やるんですよ。床に転がってしまうと30分1時間と昼寝をしてしまうので、イスの上で眠るんです。これだと長くても10分程度でバランスを崩して起きることが出来ます。


時には短い睡眠では眠気が冴えずに、耐えられなくなって床に寝っ転がってしまうこともありますが、まあたいていはそのまま仕事に戻ると自然と目がぱっちりしてきます。イスから転げ落ちて怪我をするリスクを背負えるのであれば、お勧めですよ。


そういえば高校時代は、よく机に肘をついて昼寝をしました。もちろん授業中。どうにも眠くてしょうがないときには、そうやって短く寝て眠気を飛ばしていました。
たいてい、授業が始まると同時に先生の話を聞きながら教科書を先読みしてその日なにを学ぶのかをざっと理解し、読んだだけでは分からないところだけ聞き逃さないようにしていましたから、寝るタイミングに気をつけてさえいれば、授業が分からなくなることはありませんでした。時折休み時間中の会話について行けないことはありましたが。


三男坊ですからね、昔から要領は良かったのです。


今日、そんなにまでして何の仕事をしていたかというと、お寺の仕事ではなくて、サークルの仕事なのでした。数日かけて、サークルのブログを移転する作業をしているのです。過去の内容を手作業でコピーして、新しいブログに書き込んでいます。家計簿の移行もしんどかったですが、こちらの作業もなかなかしんどい。家計簿と違ってちょっと間違いがあっても問題は出ないのですが、なにしろ数か多いので終わりが見えてきません。


目が痛いです。


移転の話はまた機会があれば書くことにします。今日の日記はここまで!