書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

これから毎年一回は行くことになります

年に一度の東海管区布教師総会ならびに布教師協議会に出席するために所長以下6名の職員と、教化センター布教師、宗務所布教師の計8名で名古屋市にある永平寺名古屋別院へ行ってきました。永平寺も一度しか行ったことがありませんが、名古屋別院も初めてです。


名古屋の中心部に、突然現れる昔ながらの作りをした三門。その奥にはでっかい本堂。さらに奥にも建物が。境内地が非課税でなければとうてい維持できないであろうその伽藍は、立派なものでした。


宗教法人は税金がかからなくてうらやましいとよく言われますが、もしも課税されたらまじめにがんばっているお寺は軒並み破産という状況です。ただ、そのまじめさがなかなか外に伝わっていませんから、もっと「お寺さんなら非課税は当然」と思ってもらえるくらいの存在感を発揮していかなくてはならないよなぁ、などと考えながら眺めていました。


布教師総会ですから、まさにそういう外への存在感を出す、最前線に立つ人が集まる会ですしね。


朝9時から始まり、15時半近くに解散となりました。
私の一番大事な仕事は、総会とは全然関係なく、今日そこに出席される布教師さんに書類の訂正印をもらいに行くことだったりしましたが、別の間違いが発覚してしまい、訂正のための確認がその場で出来ずに、結局来週また宗務所に来ていただくことになってしまいました。もっと早い段階で気づいていれば良かったのですけどねぇ。私の書類チェックの能力は、もっともっと精進が必要です。


午前中は報告などが中心でしたが、午後からの講演は、なかなか興味深い内容で、今日得た物をどうやってお檀家さんに伝えていこうかと脳が活発に動いています。こうやってワクワクと考えている時間が私にとっては一番貴重な時間と思います。楽しいし、精神も高ぶるし、刺激もあります。その分、うまく伝えられなかったときはがっくりくるんですけども。


正太寺通信にも活かしていきたいです。もうすぐ進達システムが出来上がります。はやく、取りかかりたいです。