書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

檀信徒本山研修会 二日目

二日目にして、最終日。

本山を出るまではほぼご本山の担当者にお任せなのですが、最後の閉講式で、司会が私です。その事がずっと頭にある中で、朝のお勤めに随喜させていただきました。

宿泊している部屋から、お勤めのある法堂(普通のお寺で言うところの本堂)まで、何段もの階段を上らなくてはなりません。毎度、疲れます。しかし今朝はそこそこの冷え込みがあって、汗はかきませんでした。

その分トイレが近かったですが。始まる前からトイレに行きたくなったのには焦りました…

トイレは何とか我慢して、お勤めを終えました。お檀家さん立ちが山内の解説をしてもらっている間に少し休憩をと思いましたが、意外に早くそれも終わってしまって、朝食の時間となりました。

閉講式の打ち合わせ、ほんのちょっとしか出来なかった。

朝食の後、すぐに閉講式となりました。一度部屋に戻ると思っていたので大焦りです。修了証の授与もする予定なのに、修了証は部屋に置いたままです。それよりなにより、一度部屋に戻ると思っていた私は着替えを始めてしまいました。

閉講式の後、すぐにバスへ移動できるように作務衣に戻ろうと思っていたのです。慌てましたよ。

閉講式、少し早口になっていたと思いますが、噛むことも無く、無事に終えられました。職員の皆さんのフォローのおかげです。

バスに戻りながらお土産屋を少しだけ覗いて、永平寺様を後にしました。研修会の日程は、ここまでです。以降は観光日程。

とはいえ、立ち寄るところはほとんどありません。一泊ですと、まっすぐ帰るだけで精一杯なのです。

高山へ寄って、飛騨牛ランチを食べ、高山市内にある古い街並みを1時間ほど散策して、観光日程も終了でした。写真を撮りませんでしたが、なかなかの街並みでした。平日なのに観光客が多かったですねぇ。

あとはひたすら帰るだけ。赤塚PAで解散式をして、ここでようやく教化主事の不在を報告しました。今更ではありますが、説明無しというわけにもいきませんでしたので。

お檀家の皆さんが帰り着くまでも事故は無く、病気もケガも無く、夜の段階では無事に終えられたと感じられる状況になっています。

でも、疲れました。気疲れが激しいです。こんなのを毎回こなしている教化主事さんに敬意を表しつつ、今日の所は自分を褒めて、休息に入ろうと思います。