昨日、コナンの実写ドラマやってました。途中まで子どもたちと見ていたものの、次女が怖がりだしたので鑑賞中止。そこから先はビデオに録っておきました。
私の生活パターンだと、ビデオを見る機会というのは、一年の間に2回ぐらいしか訪れません。夜中に仕事するのを止めればいいんですけど、スパッと止められないんです。
今も、以前に過去帳データをiPhoneで見れるようにした仕組みのバグ取りをしているのですが、原因が分からずに悩む時間を過ごしています。
お寺の運営に大きな影響はないので今すぐやらなきゃいけないわけではないのに、それが分かっていてもずるずると続けてしまうのです。スパッと切り替えれば、原因をふっと思いつくかも知れませんのにね。
そんな中ではあったのですが、一日中仕事をしていて(この場合の仕事とは、法事とか葬儀とか、人前でお勤めをすることを指します)、疲れがだいぶたまっているのに加え、精神的にダメージを受ける出来事もあり、いつもとはちょっと違う精神の有り様をしていました。
こういうときは、下手に仕事をしない方が良い。どうせうまくいかないから。
というわけで、頭に沸いたその意見に珍しく同意して、ビデオを見ることにしたのでした。
映画やドラマは、かなり没頭して見る性格をしています。見ている間の時間は、完全に外界と切り離された思考回路になります。気分転換には最適です。
落ち込んだ気持ちも、一旦フラットに戻ります。
そうした効果を体感できたので、これからはやっぱり、たまにはビデオ鑑賞の時間も作らなければと思い至りました。
いやいや、曹洞宗の僧侶なら、そこは坐禅でしょ、と言われかねませんが、安楽の法門は、至る所にあるのですよ。ふふふ。
(道元禅師は、坐禅のことを安楽の法門と表現されています