書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

一段と冷え込んだ日の夜に

今日は日差しも弱く、一日中冷え込んでいました。浜松の最高気温は6度。ここ湖西も似たようなものでしょう。この気温を低いと見るか高いと見るか、皆さんがお住まいの地域によって様々でしょうけれども、ここに住んでいる人間からすれば、非常に寒い日であったと言えます。平年並みの気温は、9度から10度といった所です。


このあたりでは珍しく雪の降った日の夜に、今日も初どきをお勤めしました。私どもはお寺にいてお迎えする側ですからそれほど影響を受けませんが、お寺までお越しになるお檀家の皆さんは、なかなか大変であったと思います。(今夜は四十九日法要とお通夜がありましたので、私どももどれほど寒いかは体感しましたけれども)


しかし、このあたりの気候はとても恵まれています。寒い寒いと言っても、雪に埋もれることもなく、暑い暑いと言っても、暑さで外に出れないほどでもなく。四季を通じていつでも、それほどの困難を伴うことなく、こうした行持をお勤めすることが出来るのです。大変ありがたいです。


雪深い地域では、お正月行事も大変な苦労をなさることでしょう。暑い地域でのお盆行持の大変さは、想像するだけでもクラクラします。静岡県は、良い所です。


そんなありがたさを感じながら、慣れない寒さに値を上げずに、あと2日となった初どきのお勤めを、がんばってまいります。