書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

日記のネタを思いついたのに、夜になったら忘れてました

まめにメモをしないとドンドン忘れていきますね。やっぱり携帯電話にいくらでも音声メモを残せるといいのですが。


さて、もうすぐお盆です。この時期になると、7月盆なのですでにお盆を終えている浜松に引っ越したくなります。憂鬱です。
でも今年はいつもよりは憂鬱じゃありません。娘のおかげで憂鬱になってる暇がないんです。いいこと、ですよね、きっと。


直前の準備をそろそろしなくてはなりません。やることのほとんどは掃除です。本堂、位牌堂、香炉の灰ならし、花ガラの処理、草取り、などなど。
山は庭師さんにまたきれいにしてもらうので自分でやらなくても良いのが救いです。でも資金が無くなったら自分たちでやらなきゃしょうがないんですよね。庭師代くらいはいつも確保できるようにお寺の運営をしたいものです。


資産運用でもしなきゃならんのでしょうか。
それはあまりにもお坊さんらしくないのでやりたくないです。個人としての預貯金はなるべく利率の良い定期にしたりしたいですけど。
証券会社からよくセールス電話がかかってきますよ。私が電話をとったときには10秒と繋いでおかないですけどね。そろそろ「あのお寺にセールス電話するとひどい対応をされる」とブラックリストにでも載らないかなぁ。もうかかってこなければいいのに。


「儲かりますよ」と言うのならば(実際はそんなこと言わないでしょうけど)、自分たちの稼いだお金を、信心を持って寄付してくださればいいのです。お寺というのは、そういう存在です。
その存在は、完全に檀家さんや信者さんの力に依っています。仏法を伝えるのことにもっとも専念できる環境というのはそういう環境です。


極論を言えばそういうことです。
現代ではそんなことは言ってられませんけれども。でもお金のことばかり考えていたくはないと思います。
正太寺はおかげさまで、日々の生活がちゃんと送れるほどにお布施をいただいています。ありがたいことです。


そんな感謝の気持ちも持ちながら、お盆の行持に励みたいと思います。