書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

電話も多い日

やけにお客さんや電話の多い日でした。たまにあるんですけれど、平日にもかかわらずお客さんが多いんですよね。不思議です。
昨日は日曜でもお年忌のお客さん以外はほとんどいなかったのに。


電話と言えば、凶器。
こちらの都合などお構いなしにかかってくる電話は、凶器ですよ。やりかけの仕事を放り出して離れたところにある電話にやっとの思いで出てみれば、セールス電話。何も聞かずに切りたくなります。


以前、「商品のPRをさせていただきたいのですが」という電話があり、「けっこうです」と言ったら、「失礼じゃありませんか」と言われました。そのまま切りましたけど。
宣伝の電話をかけてきて、その電話に出てもらっているのに、「失礼」は無いでしょ。相手も分かってやっているんでしょうけれど、それはそれで悲しい話です。どういう気持ちでセールスの電話をかけているんでしょう。就職した会社で、これをやれと言われたら、やるしかないですもんね。悲しいなぁ。



間違い電話とおぼしき電話がかかってきて、無言で切られることもありますよね。相手がどういう状況下で電話に出てくれたのか、想像したことがあるのかなと、思います。一言「間違えました、すいません」と言ってくれるだけで納得できるというのに。
たったその一言が言えない人がいなくならないというのは、仕方のないことなのでしょうか。せめて増えていないことを祈ります。


そんなことを考えたのは、娘がせっかく寝てくれたのに、電話の音で起きそうになったから。電話の先ではそういういろんな状況があるんですから、自分がかけるときもより気をつけたいものです。