書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

毎朝お経を読むのです

本山と呼ばれるお寺での朝のお勤めは、そりゃーもー迫力があります。私の修行した大本山總持寺(神奈川県横浜市鶴見区)のお勤めもぜひ一度ご覧になってください。朝が早いですからその気になって前泊して早起きしないと見れないですけれど、普通にお参りしながら見れますから。同じく曹洞宗大本山永平寺のお勤めも、すごいです。なんといっても修行僧の数が多いです。大勢の修行僧が一体となって行うお勤めは、滅多に見れないです。もちろん總持寺も大勢の修行僧がいますけれど、数ではちょっとかないません。


そんな朝のお勤め、正太寺でももちろん行っています。諸事情で行えないときもありますが、がんばってます。
ただ、服装が。
曹洞宗では服装、作法をきっちりすることを求めているのですが、その曹洞宗のお寺の副住職が、きっちりせずに朝のお勤めをしております。これたぶん、お偉い様に見つかったらかなり怒られることでしょう。
でも、育児中はなかなか時間が思うようになりません。なんといっても家中が赤ちゃんを中心に回っていますから、和尚だけがそれを無視して日々のお勤めに集中するというのも気が引けます。
そういうことを考えると、着替えの時間がちょっともったいなくなってしまうのです。子どもが大きくなってじっくり出来るようになったらちゃんとします。


そんな事情で、お参りの方がみえるとこそこしてしまうのです。情けない。そんな光景を浮かべて、ちょっと笑ってみてください。