書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

咳が出始めた

12日の朝、目がさめると喉に違和感がありました。強烈に痛いわけではありませんが、明らかにおかしい。ふと頭を触ると、帽子がない。頭が冷えないようにいつも薄いフリース生地の帽子をかぶって寝るのですが、寝ている間に脱げてしまっていたようです。これが原因?

子どもたちも咳やら鼻水やらでスッキリしないので、彼らを近くのお医者さんへ連れて行くついでに、私も診てもらってきました。案の定、喉は赤いようです。喉の薬と、風邪をひくと必ず咳が出るようになるので、咳止めも一緒に処方してもらいました。

その後、順調に体調は回復し、昨日は喉の痛みもなく、スッキリとしていました。咳が出ずに済んで良かったと喜んでいたら、今日になって、時間を追うごとに咳がひどくなってしまいました。これでは風邪っぴきに逆戻りです。

マスクをして喉の潤いを絶やさないように気を配っていますが、一度で始めた咳はなかなか消えません。まだしんどさを感じるほどではありませんが、いずれもっとひどくなるんじゃないかと恐れています。

初どきの30分間のお経も、こんな時には喉への大きなダメージになります。多分明日はもっとひどい咳になっている。そんな予感があります。どうも気管支が丈夫ではないようで、すぐに痛むんですよ。お坊さんに向いていない体の構造をしているようです。喉の丈夫な人が心底羨ましい。

それでも、初どきは明日で最終日。もうひと頑張りです。喉を労わりつつ、しっかりとお勤めしようと思います。

いつの間にか斜視であることが通常になってしまった

隠れ斜視が発覚し、メガネも作り、経過を見ていたのですが、症状は悪化しているようです。斜視と言うにはまだまだ度数も弱いのですが、1m以上離れた場所の物はだいたい二重に見えます。すこーしずれるんです。右目の黒目が寄せ切れてないってことになります。もちろん、両目でしっかり見ようとしないと=目に力を入れないと=完全にずれて見えます。

車の運転はメガネが無いと遠景がダブったままです。昨年の運転免許の更新は裸眼で通りましたが、斜視を判定する機会は無いですよね。おそらく。視力の測定の際に両目で見て測定もしたと思いましたが、近くなので割りと見やすいので、問題なしで通ってしまいます。

正直に申告したら、メガネが必要という条件付きになるんじゃないかな。不思議なことに運転できないわけじゃ無いんです。何重にも見えて物が認識できないというわけではないので、見えると言えば見える。ただまあ、ひとつに重なって見えないのでストレスではあります。ですので、いまではほぼほぼメガネ無しでは運転しません。

眼科に通い始めた頃はここまでではありませんでした。メガネによって目を寄せなくても見えるようになったのですから、当然目の筋力は弱まっていくはずです。今まで不必要に鍛えられていた筋力がですから、力が抜けることで肩こりや頭痛の頻度が減っているようにも思います。しかしその分、斜視の影響は強く出るようになってしまうのは、避けられないですよね。使わない筋肉は弱まるに決まってるんですから。

最近困っているのは、メガネをかけていても遠景が二重に見えている気がすることです。視力補正は少し弱めたメガネにしてあるので、遠景だとくっきりは見えません。その方が目が楽らしいんですよ。ただ、そのせいで、二重になっているのかどうかも分かりづらくなっています。ただ、どうも、例えば信号の玉がしっかりひとつの玉に見えていないようなのです。

先日眼科で計った時は、斜視の度数が4から6へと強まっていました。斜視の測定をする時は、なるべく目の力を抜いて、どれだけずれているかが正確に測れるようにしているのですが、それでもまだ筋力補正が効いていて、それが衰えてきたので、本来のずれっぷりが判明してきたのかも知れませんが、なんにせよ、ズレが大きくなっていて、見づらいです。

この先もまだズレ方が大きくなるのか、このままでキープなのか、何か改善する方法があるのか、なんとも分かりませんが、なるべく見やすい状態をキープして、例えば車の運転なら、このことが原因で事故を起こした、ということが無いようにしていこうと思います。

返信ハガキの到着が早い

8日の日に発送したとある会の新年総会の出欠返信ハガキが昨日から届き始めています。8日の集荷には間に合っていませんので、9日消印で郵送されていったはず。湖西市浜松市あたりが行き先なので、1日で届くとして10日に関係寺院の郵便受けに届いたはずです。

昨日返信ハガキが届いているお寺が数ヶ寺ありますので、そうしたお寺は届いたその日に返信を書いて投函しているということになります。どういうことですか。早すぎないですか。私の場合は熟成されてから投函しますので、大抵締め切りギリギリですよ。

ちなみに今回の締め切りは2月8日となっています。ほぼひと月ほどあるというのに。もう少し悩んでから投函でも構わないんですよ?

届くハガキは欠席が大半ですので、条件反射で欠席と書いているか、すぐに予定をチェックしてどうにもならないから欠席と書いているか、私には判断がつきませんが。

自分の身を振り返って、今後の出欠返信は、もう少し早くしようと反省です。

古いPDAを引っ張り出して

個人として書いているブログに写真を載せようと、古いPDAを引っ張り出してきました。手近なところにあった4台で、記念写真。

結構古いものたちばかりです。一番新しいものでも、iPhone3Gの日本発売と同時ぐらいの発売でしたから、あれは2008年の7月でしたか。今はなきWillcomが肝いりで発売したWillcom D4という端末です。写真だと左上ですね。PHSですので、別売りの電話機をBluetoothでつないで電話も出来ました。正太寺は圏外なので使ったことはないですけれど。

この一番新しい端末が、樹脂製の裏面パーツがベトベトになっていて大変気持ち悪かった。他の端末は充電さえすればまだ使えそうな雰囲気だというのに。私の記憶では、写真中央のCLIEだけはカメラが壊れて写せなくなってしまっていたと思います。他は本当に、動くんじゃないかなぁ。

これ全部、キーボード搭載端末なんですよ、実は。そして右端の端末はPDAというよりもう普通に携帯電話でした。HTCがソフトバンクで出していたX01HTというWindowsCEを搭載したスマートフォンです。台湾の意欲的なメーカーだったのですが、今は …

ただこのX01HT、安定性重視の組み込み機器用OSであるWindowsCEだというのに、Windowsの呪いから逃れられないのか、若干不安定にところがありました。具体的には、着信しない。いつもじゃなく、時々。電話をかけてきた相手には呼び出し音が聞こえているし、私の方でも着信しない以外は何も変わった点もなく操作ができるんです。インストーイルしているアプリとの相性も疑ったのですが、如何せん症状が出ているのかどうかがこちらからはさっぱり把握できないという問題もありまして、検証ができませんでした。

その後にiPhoneに飛びつき、いまだに浮気せずにメイン端末として使い続けているのは、まともに安定しているから、です。Androidは素の状態なら安定しているのでしょうけれど、製造メーカーが色々いじる事が可能であり、それゆえの不安定さが否定できないため、メイン端末にしたことは一度としてありません。サブのデータ通信専用とかはありますけれど。タブレットも同じくiPad一筋。Androidタブレットも持っていますが、SIMをさしているのは常にiPadです。

携帯電話ですからね、電話がちゃんと着信するって、とても大事なことです。

そんなことを思い出しながらのひと時でした。色々苦労してPDAというものを使っていたけれど、今は楽になりました。iPhoneがあればとりあえずOKです。物理キーボードは相変わらず欲しいけれど、無い物ねだりをしても仕方ありません。ただ、私にはいつでもどこでも文章がバリバリ入力できる環境というのは必要なのです。常にそこへ向けての探究心は、失わないようにこれからも抱き続けていきますよ。

初どきが始まりました

毎年恒例初どき。暮れのおときが終わったばかりではありますが。ただ、初どきは、お檀家さんのお宅を回りません。お寺に寄ってもらって、みんなでお勤めします。

終わったあとは護持会の総会。初どきは6日間に渡って修行されます。総会も6日間に渡って開催されます。普通に考えたらおかしな事態なのですが、そもそもお檀家さん皆さんに本堂に入っていただくのは物理的に不可能なため、重大な議題のない時には、途中で議決事項が変わらないことを前提に、分割開催をしています。

今回は修繕の予定もないので、平穏な予算書です。決算報告と合わせて、無事に承認を得られました。15日まで毎日続くので精神的にはなかなかしんどいのですが、その後は正太寺にもお正月がやってくる!という気持ちで頑張ろうと思います。

年末調整おしまい

ようやく年末調整がおしまい。elTAX(地方税ポータルシステム)を使って、市役所と税務署に同時申告。便利です。ただ、不満もいっぱいあります。

役所と税務署に提出する源泉徴収票(給与支払報告書個人別明細書)と、役所に提出する給与支払報告書総括表、税務署に提出する法定調書合計表それぞれをPCdeskというelTAX用のWindowsソフト上で作成できるのですが、計算は自分でしなくてはなりません。ソフト上では空欄を埋めるしか出来ないんです。税制が毎年細々変わるとはいえ、年末調整に関わる部分に限れば、そんなに難しいことのようには思えないのですが…

そこそこ従業員のいる事業所では、PCdesk上で手打ちをすることなどなく、CSVファイルを読み込ませることでしょう。とすれば、CSVファイルを生成するソフト側で、必要な計算は全てやってくれている。そんな現実がきっとあるんでしょうね。

ちなみに正太寺では、「小さな会社の税務・経理」というサイトで提供されている「年調&法定調書seH30」というフリーソフトを利用して、源泉徴収票を作成しています。こちらは計算をちゃんとしてくれます。作成した源泉徴収票を見ながら、PCdeskに転記していくと、申告用のデータが出来上がるわけです。3人分ですから、手打ちで転記してもさほど時間はかからないんですよ。フリーソフトを提供してくださっていることに、感謝感謝。

税金のことなので、数字の間違いがあると大変です。後から訂正も出来ますが、できれば一発で済ませたいのが人情というもの。なんどもなんども確認して、PCdeskの申告データの送信機能を使って、地方税ポータルへ送信をしました。そこから先は、設定した申請先に応じて地方税ポータルシステムがデータを届けてくれます。

あとはelTAXとe-Taxそれぞれのメッセージボックスをのぞいて、申告が受理されたというお知らせを待つばかりです。よしよし。

今後は法人税の申告ですね。去年初挑戦するつもりが、宗務所行ってばかりだったら師匠に片付けられてしまったので、今年こそは自分の手でちゃんとやりたいです。同時進行で確定申告ですかね。ま、こちらは、源泉徴収票が全部揃うのが例によって2月の頭になると思うので、それからになりますけれど。宗務庁が遅いんだよな…

確定申告もe-Taxで出来ますが、こちらは計算を自動でやってくれるんですよねぇ。気が利いてます。サイトの使い勝手は決して優れてはいませんが、必要最低限のことはしてくれます。まあでも、今時もう少しなんとかしてくれよと思いますが。

少し肩の荷がおりました。さて、明日からは初どきが始まります。毎晩忙しくなりますよ。

封までしてしまったお手紙の時候の挨拶が間違っていた時の衝撃といったら

それが51通もあるわけです。正直、時候の挨拶なんていう週間、消えてなくなれと思いました。

もう1月なのに、「師走の候」となっていたんです。そりゃ、元々は昨年中に出すつもりだった新年総会の案内ですから、当然そうなっていますよ。それが諸事情で年が明けてからと決まったものですから、こんな事態に。

昨日確認した時には、脱字を一つ見つけて、これでもう完璧と思っていたんですよ。今朝、郵便局のオープンを待って出かけようとした矢先、ふと気になって原稿を開いてみて、ミスに気がついたという次第。

気がついて良かったというか、この程度の間違い、気づかずに出してしまえば良かったというか。それで気分を害する方もいないと思いますし。そもそも、そんなところまで読むかどうかも…

封筒の中には出欠返信用のハガキが入っていますので、それも取り出さなくてはなりません。これはまだ使えますからね。ただ、情けないミスのリカバリーだと思うと、取り出す作業もまごまごしてしまいます。しかもハガキって、意外に簡単に出てこないものですね…

結局再仕上がりは午後になってしまいました。予定通り今日中に発信することは出来ましたが、他の仕事はだいぶずれ込んでしまいましたよ。久しぶりに情けない失敗でした。