書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

古いPDAを引っ張り出して

個人として書いているブログに写真を載せようと、古いPDAを引っ張り出してきました。手近なところにあった4台で、記念写真。

結構古いものたちばかりです。一番新しいものでも、iPhone3Gの日本発売と同時ぐらいの発売でしたから、あれは2008年の7月でしたか。今はなきWillcomが肝いりで発売したWillcom D4という端末です。写真だと左上ですね。PHSですので、別売りの電話機をBluetoothでつないで電話も出来ました。正太寺は圏外なので使ったことはないですけれど。

この一番新しい端末が、樹脂製の裏面パーツがベトベトになっていて大変気持ち悪かった。他の端末は充電さえすればまだ使えそうな雰囲気だというのに。私の記憶では、写真中央のCLIEだけはカメラが壊れて写せなくなってしまっていたと思います。他は本当に、動くんじゃないかなぁ。

これ全部、キーボード搭載端末なんですよ、実は。そして右端の端末はPDAというよりもう普通に携帯電話でした。HTCがソフトバンクで出していたX01HTというWindowsCEを搭載したスマートフォンです。台湾の意欲的なメーカーだったのですが、今は …

ただこのX01HT、安定性重視の組み込み機器用OSであるWindowsCEだというのに、Windowsの呪いから逃れられないのか、若干不安定にところがありました。具体的には、着信しない。いつもじゃなく、時々。電話をかけてきた相手には呼び出し音が聞こえているし、私の方でも着信しない以外は何も変わった点もなく操作ができるんです。インストーイルしているアプリとの相性も疑ったのですが、如何せん症状が出ているのかどうかがこちらからはさっぱり把握できないという問題もありまして、検証ができませんでした。

その後にiPhoneに飛びつき、いまだに浮気せずにメイン端末として使い続けているのは、まともに安定しているから、です。Androidは素の状態なら安定しているのでしょうけれど、製造メーカーが色々いじる事が可能であり、それゆえの不安定さが否定できないため、メイン端末にしたことは一度としてありません。サブのデータ通信専用とかはありますけれど。タブレットも同じくiPad一筋。Androidタブレットも持っていますが、SIMをさしているのは常にiPadです。

携帯電話ですからね、電話がちゃんと着信するって、とても大事なことです。

そんなことを思い出しながらのひと時でした。色々苦労してPDAというものを使っていたけれど、今は楽になりました。iPhoneがあればとりあえずOKです。物理キーボードは相変わらず欲しいけれど、無い物ねだりをしても仕方ありません。ただ、私にはいつでもどこでも文章がバリバリ入力できる環境というのは必要なのです。常にそこへ向けての探究心は、失わないようにこれからも抱き続けていきますよ。