書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

連日の宗務所出勤、夜は消防団

本日教区長会。各種議題、滞りなく進み、無事に散会となりました。お疲れ様でした。

マイナンバーの件は、中身まで詳細に理解していただくことはできませんでした。ひな型を大きく流用して作成していますから、そもそも文章が難しいのです。もとい、回りくどいのです。

ただ、あの場にいた大半の皆さんが住職です。つまり宗教法人の代表役員ですので、本来はそれぞれの法人で同様の規定を設けなくてはならない立場です。関係するのが自分と、せいぜい寺族さんですので問題は起きないと思いますが。

あるとすれば、税理士さんとか、測量士さんとか、支払いを報酬として行う必要のある方々と取引をする場合ですね。源泉徴収をしなくてはなりません。それはつまり、マイナンバーも預からなければならないということです。あずかるならば、決め事は必要です。

内容の理解はともかく、私が案として作った宗務所の個人情報保護規定を流用すれば、事足りるということは理解していただけました。内容の理解も、その気になって読めば分かる文章です。差し迫ってからでも問題はありません。

まあしかし、マイナンバーの扱いには気を使いますね。実際の収集はこれからですが、いざ預かったら、さらに気を使うことになります。率直に言えば、嫌だなぁ、と。

夜は消防団の訓練。11月に湖西大会を開くために、大型ポンプ車の操法訓練を行っています。前に日記に書きましたよね。週に一度は必ず訓練があります。今週は、今夜。

自分が出るわけではなく、出場する2名の団員の訓練を見守り、場合によってはアドバイスをしたり、指導してくださる本部長との間に入ったりと、そういうのが私の役目。毎週で大変だけれども、頑張れ。

操法大会というもの自体には諸手を挙げて賛同できるわけではありませんが、機材の取り扱いに習熟するという意味では大変意味があるものだと思います。大会形式にせずに、全員が体験できるように数ヶ月単位で順繰りでやったらいいのにとか思いますが、まあでも、団員の負担が増すばかりだからなぁ。

ともかく。体を壊さないように気をつけながら、頑張ってもらえることを願っています。

宗務所日記

明日は教区長会があるので、その直前準備を見守るために出勤しました。

いやいや、ちゃんと仕事してますよ。今日も順調にスキャナの中に書類が消えて行きましたよ。

ゴミ箱パンパン。

庶務からは明日提示する書類はないので、準備はナシです。事前にマイナンバーに絡む書類として、個人情報保護の基本方針と取扱規程の案をFAXで届けました。今日の段階で訂正などの指摘はなかったので、このまま正式文書になる予定です。

これでマイナンバーについても少し肩の荷がおりました。あとは内部文書となりますが、取扱規程に準じてワークフローを定めるところまで行けばバッチリだと思われます。多分。

なんにせよ、この辺の事務が難しいです。

入出の運動会

運動会から体育まつりに名称変更されてから何回めでしょうか。以前は1日かけて行っていたものが、まつりになってからは半日となりました。今のご時世、娯楽も豊富ですから、土日は出かけたりなんだり忙しいですから。田舎の運動会に1日拘束されるというのもナンセンスなのかもしれません。

正直、今日の私もそんな気分でした。4時に目が覚めて、下痢。ずっと下痢。もうほんと下痢。

それなのに体育まつりの最中に消防団が担当する競技枠があり、司会進行を務めなくてはなりません。盛り上げなくてはなりません。

同時にお腹が盛り上がったら大変なことになってしまいますのに。

こういう体調のときは、とにかく回避したいと願ってしまうものです。朝から雨模様。雨雲レーダーを見ていたら天候判断するタイミングの頃にちょうど強く雨が降る予想となっていました。

これはちょうどいい。今日は中止に違いない。そう決め込んでいたのですが。

時事刻々と雨雲レーダーの予想は移り変わり、結局少しだけ降っただけで、無情にも開催を告げる花火が鳴り響いたのでした。

結局のところ、会場に向かう直前にトイレに入って以来、終了までトイレの必要はありませんでした。水分補給のために小さな缶ジュースを一本、恐る恐る口にしましたが、そちらも問題なしでした。夕方までお腹の調子は優れないままでしたが、少なくとも体育まつりの最中は、師匠をきたすことなく、周囲に心配かけさせただけで済みました。

肝心の競技も、多分盛り上がりましたよ。私はマイク持って喋り続けていたので周りから見た雰囲気はよくわかりませんが、参加者も楽しそうにしていましたし。よかったんじゃないかな?

来年の体育まつりは、次期分団長にお任せです。私の一番神経をすり減らす分団長としての仕事はこれで終わりを告げました。よし。一個ずつ、終わらせていくのだよ。

三世代交流ふれあい輪投げ大会、娘チーム優勝!

20160903-132949-2

二年前からご縁をいただいて娘が参加させてもらっている、湖西市三世代交流ふれあい輪投げ大会が開催されました。

5人で1チームを編成し、チームの合計得点を競うのですが、チーム編成に縛りがあります。老人クラブの面々と、小学生を含む親子、その組み合わせで5人を編成します。三世代交流ですから。

過去二年は、長女と妻が参加をさせてもらっていました。今年はさらに次女も加えてもらい、我が家からは3名が同じチームで出場です。

ちなみに過去二年は、予選敗退ですよ。

でも今年は優勝でした。予選参加は全32チーム。予選は単純にチームの合計得点を競います。上位16チームが決勝に出場です。

詳細は知らずに見学していただけなので推測ですが、ベスト8、ベスト4までも、対戦ではなくて合計得点で競っているようでした。

ここまでなぜか娘チームは順調に勝ち進んできました。なんでかな。長女も次女も確かに練習は励んでいましたが、チーム内でも点取り屋の位置付けになっていました。

そして迎えた準決勝。ここからは対戦となります。買ったほうが決勝進出。さすがに娘たちも緊張するようになりました。出来れば負けてしまいたいぐらいの気持ちで投げたようですが、それが良かったのか、点差は知りませんが買ってしまいました。

続けて決勝戦。娘二人以外は絶不調に思えたのですが、それは相手チームも同じだったようで、多分緊張のせいなのでしょうね。そんな中、娘二人ともそこそこに点を整えまして、それが効いたのか優勝してしまったのです。

父親びっくり。

ちなみに、入出の老人クラブからは3チームが出場しまして、もう1チームは3位。残りの1チームもベスト16かベスト8です。なかなかすごい。昨年も3位入賞してますから、結構強い地域なのかもしれませんね。

優勝なんてものは、いくら記憶を辿っても私は経験ありません。運動会のチーム優勝だってあったかどうか。もうなんだかフワフワとした気分でした。自分が出場したわけでもないんですけどね。子どもの手柄を一緒に喜べるのは、親の特権です。

子ども達はどんな気分だったのでしょうね。緊張の中、練習の成果が出せたわけで、いい成功体験になったんじゃないかと期待しています。

そんなわけで晩御飯は長女のたっての希望であるピザとなりました。今日ばかりはさすがに言い成りです。

長女も多分感づいてはいると思うのですが、来年の同大会で選手宣誓するのは、今年の優勝チームの小学生です。大人がやってもいいのでしょうが、絶対小学生の担当になります。間違いなく長女がやることになるでしょう。

頑張れ娘。来年の夏にならないと出場は決まらないけれど、頑張れ娘。またなんとしても見に行くから。

宗務所日記

昨日は消防団員。今日は宗務所職員。正太寺の住職をしている時間がありません。

宗務所でも最近はひたすら書類の整理をしています。日記にも何度か書きましたが、過去の書類をコピー機のスキャナ機能で読み込んで、OCR処理して保管、紙は捨ててしまいます。

この繰り返しによって、だいぶ棚がすっきりしてきました。あと一息。来週中には次のステップへ進む目処をつけたいところです。

次のステップも、紙媒体のデータ化という点では同じなんですけどね。後生大事に紙で抱えている重要データ。それをいよいよ電子データ一本に絞ろうという取り組みです。

電子化じゃないんです。もうすでに電子化は成されていて、二重に管理している状態なのです。非効率極まりない。

ただ、さすがに無鉄砲な庶務主事であっても、独断で実行できることではありません。所長の同意は必須です。どうやって納得してもらうか。それを考えなくてはなりません。

一番心配するのは、私が任期満了で退いた後、つまり次期宗務所の職員がそれらのデータを扱えるかどうかでしょう。すでに、新任の書記さんでも扱ってくれていますから、本当に問題ないことではありますが、責任ある立場になればなるほど、心配は大きくなるんですよ。想像に難くありません。

もっと言えば、すでに紙媒体と電子データとで、データの同一性が保証できない状況になっているので(もちろん電子データは正しさを保っています)、存在価値は古いバックアップ程度のものしかなくなっているんですよ。所長に成り代わって事務を統括する立場として、大きな声では言えませんが。

さあ、どうしましょうか。ぼちぼち考えをまとめないと、私の中で情熱が冷めてしまいかねません。急がねば。

防災訓練に参加してきました

20160901-095206-1

静岡県下一斉防災訓練の日です。北海道では尋常ではない水害が発生していて気がかりですが、今のところすぐにできることはあまりないので、訓練に集中です。

湖西市消防団は、基本的には各自治会の訓練に参加します。第7分団は、入出自治会で組織する、入出自主防災会主体の訓練に参加しました。

役割分担は、区内各所で行われる消化器取扱訓練のアドバイザー。本部訓練では自主防災会保有の可搬ポンプを使って放水訓練の準備のお手伝い。

あとはあんまりやることがないのです。昔はポンプ車を使った放水も行っていたようですが、訓練会場が変わり、水利が得られなくなってしまったので、やりようがなくなったというのが真相のようです。今日いろんな方と話して得られた結論です。

可搬ポンプからの放水のために小型の水槽を設置するのですが、その水の量では、ポンプ車ではあっという間に水がなくなってしまうんです。可搬ポンプであっても、あっという間ですけどね。

もう少し団員の活躍の場を設けたいのですが、自主防災会の訓練内容にピタッとはまるところがありません。自主的な訓練をするにしても、一応自主防災会訓練の傘下で行ったほうがいいでしょうし、内容を考えるのが難しいです。

平日に休みを取ってまで出てきてくれる団員たちのために、もっと団員の身になる訓練を提案するか(誤解の無いようにわざわざ書きますが、自主防災会の訓練は、一般参加者には十分に意義があるものだと思います。消防団の現状の関わりかただけでは、団員の訓練にはあまりならない、というだけです)、それともなるべく楽な状況を維持してあげるべきか、それもまた悩みどころです。

真面目な団員たちですから、これをやろうと提案すれば、乗ってきてくれるとは思いますけれど。

私の在任中の9月の防災訓練はこれで最後です。でもまだ12月にも同じ内容の訓練があります。3月に夜間避難訓練もあります。何か良い案が見つかれば、風変わりなこともやってみたいとは思っています。

写真はバケツリレーをする中学生(と見守る消防団員)。真面目に取り組んでくれました。今の子は、良い子すぎるような気もしますが。

宗務所日記

金曜からの勢いで、梅花関係の古い書類を電子化電子化。ところが今日は来客が多く、思うように進みませんでした。結局、紙ファイル二つ分しか処理できず。

15時から梅花部会。宗務所梅花講師の皆さんと、関係職員で、来年の全国大会の旅程など、重要議題について2時間に及ぶ議論を交わしました。かなりの成果が得られました。

普段は梅花部会に私は同席しないのですが、今回は関係する議題があり、梅花主事さんの要請によって出席しました。もうすぐ10年になる宗務所職員歴がある私ですが、なんと初参加です。もはや緊張もしませんが。

梅花全国大会と同じく年一回開催の檀信徒研修会は、教区長さん方と検討します。そちらの雰囲気とは随分違った雰囲気で、割と自由に発言ができて面白かったです。

さて。明日は静岡県下一斉の防災訓練があります。分団幹部は7時集合で準備に取り掛かります。朝早いですね。暑さもなかなかのものになる予報が出ています。熱中症など留意して、経験値を積めるように取り組みたいと思います。