書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

雨の中のお盆経はまだ幸いではあるが

昨日も雨。今日も雨。ただ、正太寺のお盆の時のような強い雨はなく、傘もほとんどいらないぐらいです。昨日も今日もお昼ぐらいから少し空が明るくなりました。そうすると、湿度が急に高くなったように感じます。蒸す。熱中症になれてしまう環境が整います。危険。

雨が降っている間は、扇風機もいらないような気候です。お盆経に回る和尚たちにとっては、幸いな環境と言えます。ただ、九州地方での大雨を思うと手放しでは喜べません。昨日は土砂崩れで女性が亡くなられたと報道がありました。テレビニュースを見る元気はなかったので、スマホのニュースアプリの見出しを見ただけですけれど。

今日は今のところそうした悲しいニュースは入っていませんが、ここ数日間で様々な被害は出ていることと思われます。何もできませんが、お悔やみとお見舞いを申し上げます。

彼の地でのお盆は8月なのでしょうか。7月だとすると、お盆経はどうなっているのかなと、生死に関わる事象が起こっているにも関わらず、そんな日常のことが気になってしまいます。厳しい現実にある人たちを想像することから逃げるための防御反応でしょうか。向き合うというのは、常に厳しいものです。早く平穏が戻りますように。経済的な影響があまり出ませんように。作物などの被害は確実にあるでしょうから、せめてそれが、生活に暗い影を落としませんように。祈るばかりです。