書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

用事で出勤できない予定だったのですが、用事が消滅してしまったので、今日も出勤です。

予算書について、来年度分については職員会議でオーケーが出たのですが、今後の予算編成について常々課題としていた部分に、いよいよ取りかかろうということになったのです。

再来年度予算については私はすでに役目を退いた後になりますが、より分かりやすい予算書にするべく、次期庶務主事さんに引き継いでもらえる叩き台を作ろう、と。

宗務所の予算は、会社と比べれば規模も小さいですし、事業計画もおおよそ型にはまっていて、把握のしやすい内容となっています。でも、隔年実施の事業があったり、4年に一度の事業があったり、4年に一度、支出が倍増する項目があったりと、一つ一つはたいしたことでなくても、まとまって出てくると、なんでこんなに毎年予算規模が違ってくるの?という話になりがちです。

元々が複雑では無い内容である分だけ。

そこで、4年間に激しく変動する項目については、平均値を求めてうまいこと変動が無いように調整したらどうだろう、となりました。

と、ここまでが職員会議から今日の宗務所での出来事のお話。雲をつかむような話ですが、やってみないと始まりませんので、帰宅してから平成27年度以降4年分の予算を立ててみたのです。

めんどくさかったです。

でも、目標通りの予算書にはなりました。単年度で見た場合の収支差引残高が、4年間全く同じになりました。赤字ですが。各項目は当然上下動がありますが、収支差引残高が前年同額となるので、悲壮感は緩和されます。

それと同時に、4年間で今ある繰越金をほぼ食いつぶしてしまいかねないということも分かりやすくなりました。職員は全員分かっていることですが、外にはなかなか理解してもらえない事だったのです。

これは、いずれ予算所会にて提示すべき書類ですね。やばいって。

金曜日、出勤した職員とこの書類を眺めて、いろいろ議論したいと思います。残り任期10ヶ月ほどとなりましたが、やることがたくさんあるようです。