書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記

午前中、職員会議。午後からは通常業務。主には明後日の役員会の支度となります。


役員会における私の主な出番は、全体会に続いて開かれる「教区長部会」の議事進行役。この中で来年度檀信徒研修会の業者選定をしなくてはなりません。


数社から提案をしていただいた見積書を、どこの会社か分からないように統一フォーマットにあてはめた資料を基に、旅程と見積金額を材料にして決定します。


二泊三日の旅程ですから、旅行社の担当者の力量も当日の盛り上がりに重要な役割を果たすのですが、旅行者名を明かして検討した際に、事実上の随意契約となってあらぬ事態が生じることを防ぐために、こうした方法をとっています。


各社各様のフォーマットを統一フォーマットに落とし込むのは教化主事さんの仕事でして、これがけっこう大変そうで、見ているこちらが逃げ出したくなるほどなのですが、毎度見事な資料を作成してくださいます。


その資料を基に教区長部会で旅程の決定をするのですが、私にとしましては行き先に土地勘が全然無く、教区長さんに説明しようにも全然イメージが沸かないという事態となっています。


これは困った。さらに、今日の教化主事さんの説明を受けての復習をしておかねばと思っていたのに、資料を宗務所に忘れてきてしまい、復習の機会は役員会直前の僅かな時間しか無くなってしまいました。


本当に困りました。


当日は、集合時間よりも早く出勤して、復習にいそしむしかありません。落ち着いてじっくりと見ていけば、必ず頭にたたき込めると信じて・・・


試験勉強をしているような気分ですよ。