書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

長男と過ごす時間

妻が幼稚園のお遊戯会リハーサルの手伝いに行ったため、私は長男と二人っきりの時間を過ごしました。幼稚園は寒かったようですが、我が家はオイルヒーターのおかげで暖かく、ぬくぬくと過ごしましたよ。一緒にちょびっと昼寝してしまったりして。


しかしさすがにお昼過ぎには長男が我慢できなくなり、外に連れ出してなんとかご機嫌取りをしました。寒いのにご機嫌なんですよね。抱っこしてないとダメでしたけれど。歩けよ、2歳児。


そのまま、小学校の下校を見守る活動へ参加。PTAや自治会などが毎日人を出し合って、子どもたちの下校を見守るのです。子どもが多かった私たちの頃は良かったのですが、今はおよそ3分の1の児童数。必然的に、1人で下校する子も増えます。1人でなくても、昔なら4〜5人で固まっていることが普通でしたが、今は2人揃えばラッキーな方でしょうか。


入出の中においてはそれほど犯罪が増えている印象はありませんが、交通量は増えていますし、1人で帰ってきているかも知れないと思うと、保護者の不安は募るばかりです。


特定ポイントに大人が立つことで、そうした不安を少しでも解消しようという取り組み、という説明で良いんでしょうか。保護者の側から見ると、そういう活動に思えます。


PTAには年に2度ほど、こうして見守り地点に立つ日が回ってきます。我が家も、今年度2度目。前回は妻が出てくれましたが、今回は妻が忙しいので私が代わりに。長男を連れて現場まで車で行き、どうしようかと思ったものの、長男は車に残して古いiPhoneを渡してビデオを見せておきました。


長男からは私が見えるので、たぶん、そんなに不安がらないんじゃ無いかな、と。私からは、プライバシーガラスのせいで様子は窺えないのですけれども。


30分ほど、下校していく子どもたちに声をかけながら立っていて、活動終了。今日は全学年同じ下校時間なので、あっという間に帰って行ってしまいました。念のため、車で学校まで遡って、子どもがいないことも確認。


そして30分放置されていた長男ですが(時々様子を見に行きましたよ)、ぐずっていた様子も無く、笑顔で迎えてくれました。なんて良い子なんだ・・・


じじばばに預けるという選択肢も当然合ったのですが、その直前のぐずり具合から、ちょっと大変かなと思って連れ出したのですが、正解だったようです。何をするにもぐずっていたのに、30分も車に取り残されるのは平気というのは、何とも・・・そんなにビデオ見てるのが楽しかったですか。父と過ごす時間は楽しくなかったですか・・・


ややショックを受けつつも、今日の役割はこれで終了。妻も幼稚園から戻り、いろいろと話を聞かせてくれました。妻はこれでさらに、お遊戯会の本番も手伝いに出ます。衣装に着替えさせたり髪型整えたりお化粧させたりと、とても私で代わりが務まりませんので、がんばって頂きたいと思います。


普段は私が仕事で外に出て、妻が長男と2人でいるわけです。よくある家庭の様子です。仕事は仕事で大変だけど、いろいろわがまま放題になってしまった長男と2人でいるのも、なかなか大変だなぁと、改めて感じたのでした。普段はお手伝いもしてくれる良い子なのですが、眠くなってきたりすると、とたんにわがまま。ま、これも、よくある子どもの姿だと思いますけどね。