書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

12月30日がまったりとした日に感じたのは初めてかもしれない

お役僧が一件。お通夜が一件。朝からずっと、お檀家さんが持ってきてくださるお供え物を、位牌堂に運んで飾り付けていました。


最近は「餅代」という習慣が浸透してしまい、実物のお餅は数少なくなり、餅代以前に主流だったお米もかなり数を減らしてしまいました。


位牌堂が、ガランとしています。その分、お餅と言いお米と言い、重量のあるお供えを運ぶ数が減り、私の腰の負担はかなり軽減されましたけれども。


お位牌の近くにお飾りする訳なので、お位牌がどこにあるのかを探し続けることになります。やや上を見ながら位牌堂の中をぐるぐるぐるぐる。そのせいか、首が痛いです。凝りではなく、痛いんです・・・


師匠ですとさすがにほとんどのお位牌の場所を覚えているので、仕事が早い。時々ど忘れもするのですが、希です。私はすぐに見つけられることの方が、希です。これでもだいぶ覚えたんですがね。


そんな一日が過ぎ去って、それでも今までと思えば落ち着いた日だったな、などと感想を抱きました。12月8日に「暮れどき」が始まって以降、休日と言う休日がありませんでしたから。23日が唯一、今思えば休日だったのかな。仕事はしていましたけれど。


そろそろ休みたいです。6時ぐらいまで寝ていたいです。修行中の方が、楽だったように思えてきました。今年は忙しすぎです。