書き続ける!住職のぼけ日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

気がつくと日が暮れる

少し風情のある時間の送り方をしたいなと思い今日この頃。子ども達は運動会の総練習の日。当日、ドローンで撮影をすることになっているので、その予行演習のために飛ばしに行きたいのだけれど、諸々あって断念。

当日と、その翌日の予備日はドローン飛行の許可を取得していますが、今日もし飛ばすとすると、どうなんだろうとちょっと考え込みました。イベント中の飛行は、兎にも角にも許可が必要です。飛行させるエリアも限定し、安全確保のための補助員の配置も考えて申請をします。

でも、今日は練習の日。学校にいるのは撮影対象となる児童・教職員のみ。イベント中の飛行が制限されるのは、主には第三者への配慮です。しかし今日の学校には第三者はいません。だったら、管理者たる校長先生の許可さえあればOKなのかなぁ。もちろん、児童の頭上は間違っても飛ばないように十分な安全マージンを確保しますけれどね。万一落下し、頭にあたりでもしたら、取り返しのつかない事態になりかねません。たとえ突風が吹いてもそんな事態にならないように、気をつけて、気をつけて。

14日には最後となる全体練習が予定されています。そこでは飛ばさせてもらおうと思っています。もちろん安全に十分配慮して。

上では「第三者はいません」と書きましたが、児童にとっては全然知らない話です。学校広報誌に載せるための撮影ですが、それをもって当事者とするには無理があるかもしれません。となると、事前に飛行させるのも問題になるのかなぁ。これは判断が難しいですね。ここまでの日程がわかっていれば、許可申請を出す時点で日程に含めておいたのですけれど。

宗務所日記 20170911

宗務所で受信したFAXを複雑経路を通してEvernoteへ転送し、いつでも確認することができるようになっています。ところが、その経路の一部に利用しているサービスが、無料プランの場合は月間転送数に制限があるのです。今回、それを超えてしまいました。

檀信徒大会に関連して、受信するFAXが普段の何倍にも膨れ上がってしまったためなのです。

有料プランに切り替えれば、何の心配もなく転送が続くようになるのですが、宗務所で支払うには厳しい料金です。活用の幅を広げれば費用対効果は高くなりますが、そもそも料金を払う余力がないので仕方ありません。投資した分が収入増に繋がる活動をしているのなら検討する価値はありますが、宗務所ってそういうところではありませんので。辛いなぁ。

お役所みたいに税収を増やすための活動とかができればまだマシなのにと思うこともしばしば。曹洞宗の場合は10年に一度、お寺の収入を推し量る査定が行われ、それを元に毎年の賦課金が決まります。宗務庁で働いている人たちにとっては悪い表現となりますが、分かりやすく表現すれば上納金というやつです。その賦課金を算出する最終段階で、各お寺の持ち点というのが決まります。その点数に対し、一点あたり何円、という計算をして、賦課金が決定されます。この何円というのは曹洞宗寺院全体で統一されていますので、そう簡単に変更はされません。

そして、この点数を元にして、宗務所への上納金も決定します。同じ点数を使いますが、一点あたり何円にするかは、宗務所ごとに任せられています。宗務所ごとに議会が設けられていますので、その議会で承認される数字となります。この一点あたり何円にするかを変更すれば、値上げもできます。けれど、各お寺さんの支出増に直結するわけですから、諸手を挙げて賛成なんていうとにはなりません。反対の声を恐れる当たり前の気持ちが、抑止力となります。

宗務所への収入は、基本的にはこのお金だけです。つまり、お寺さんの収入が増える方策を取ったとして、それが収入増に反映されるには、10年に一度の査定を待たなくてはなりません。やる気も出ませんし、そもそもお寺さんの収入を増やす手だてがあるとしたら、正太寺で真っ先に実行して、バリアフリー化の促進とか、目に見える檀家さんの役に立つ事業を実施してます。そんな良い手だて、何にも思い当たりませんよ。

というわけで、FAXをEvernoteへ転送するだけのためにそこまでの労力は費やせません。さてどうしたものかと。一度体験すると、便利なんですよ。Evernoteを見るだけで宗務所に行かずともFAXが確認できると、忙しい時にはそれだけで隙間時間に仕事を片付けられる可能性が出てきて、とても助かります。

とりあえず、今期宗務所においては今ほどFAXが届く機会もなさそうなので、心配しなくてはも良いとは思うのですが、先々まで考えると何かしらの手を打っておきたいところです。

陸上大会を見に行く

娘が陸上大会に出場しました。児童数の少ない学校ですので、6年生ともなれば全員出場です。私だったら泣いて不条理を訴えるところですが、娘はやる気満々です。私に似て、走るのは遅いのに。

結果としては、レースは最下位。順位としては40人中30位でしたので、私に似たにしてはなかなかやるな、と思いました。休日も、それこそ夏休みも毎日練習を欠かしませんでしたからね。努力の成果です。これだけ努力できる子なら、専門的なトレーニングを受けたら、本当に速くなるかもしれません。まだまだいろんなことを素直に吸収していますから。そんな機会を与えてあげられたら最高なんですが、難しいですよねぇ。

中学でも陸上部に入ると言っているので、そこでまた成長することでしょう。この子の場合は単純にそう思えてしまいます。小学校よりも練習時間が多いから、得るものもきっと多いはず。問題は、彼女の場合は他にもやりたいことがたくさんあるということ。陸上は一番手ではありません。選択肢の中から選ぶなら陸上、という程度のもの。やりたいことになるべくたくさん時間が割けるように、手伝ってあげようと思います。

葬儀の現代語化

先日の訃報を受けての葬儀が、いよいよ本日となりました。最近はお通夜の読経後に、葬儀についてのお話をさせてもらっています。ですから、以前よりは葬儀についてある程度見所がわかって参列してもらえているのでは、という期待はありますが、手応えは今の所ありません。

もはや現代語による葬儀の進行は避けられないことなのかな、と思います。そもそも内容がわからないまま今まで続けてきたことに無理があったとは思うのですが、私自身、現状の方法の方が、言葉に重みがあり、それが儀式としての重みにつながっていると考えてきました。その分、事前事後に解説をすることでカバーをしようと。

しかし、葬儀の場にしかいない一般の会葬者には、葬儀の意義を伝えることができません。これを解決するには、現代語による、聞いているだけで理解できる葬儀をするしかないなと、現在は考えています。もちろん、儀式の荘厳さを欠いてはなりませんから、現代語化するのは難儀なことだと思います。手元にはすでに現代語化された経本もあるのですが、これだとまだ不満です。これを参考にして、納得のいくものを作れたらいいなと思っています。

ところで、そうして現代語化したもので葬儀をすることに、宗門としては何か制限を設けているのかな。そこまで話を進めた人が周りにいないので、こういうところも話題にならないんですよ。

そんなことを思いながら、思い入れのある方の葬儀を務め終わりました。寂しいです。

檀信徒大会打ち合わせ会

宗務所当番日ですが、同時に檀信徒大会打ち合わせ会の日でもありました。こういう会議は決まって15時から開かれます。葬儀が終わってうまくすれば駆けつけられるタイミング、というわけです。正太寺からは駆けつけても間に合いませんし、そもそも15時に終わりませんが…

昨日の訃報への驚きと悲しみが落ち着かない中ではありますが、打ち合わせ会に向けて準備不足の資料もあり、ワタワタと一日を過ごしました。直前になるといろいろ思いつくものです。常々真剣に考えていないということなのか…

当日随喜していただける多くの和尚さんに集まっていただき、当日の流れの説明から、各担当の詳細を、現時点でできる限り打ち合せを行いました。打ち合せ中に強い雨になってその後が心配になりましたが、終わる頃には上がっていました。スコールですか。日本もすっかり亜熱帯ですね…

いざ人前で説明をするとなると、いろいろ気づかなかった点が直前になって出てきます。来週は早々にそうした部分を詰めていき、次回打ち合わせ会はもう直前になってしまうんですけれど、まさに当日取り掛かるだけ、という状態で迎えたいと思います。

この世は無常とはいえ

訃報が飛び込んできました。69歳。まだ若い。

入出の外のお檀家さんのため、お経に伺うのはお盆の時のみ。つまり、ゆっくりお話しする時間があるのは、基本的には年に一度しかないことになります。

その短い時間の中で感じた人格。それは素晴らしいものでした。いつも気持ちがしゃんと伸びているようで、お話ししているとこちらが前向きにさせてもらえる。そんな方でした。

まさかこんな早くに。それしか頭に浮かびません。

私ですらこんな状態ですから、ご遺族のお気持ちを察するに、今すぐには何もできない我が身の無力さがいやになります。

菩提寺住職として、時間はかかりますが、ご遺族の気持ちに寄り添って、お勤めをしていこうと思います。

…最近、毎回の葬儀が辛いです。どなたが亡くなったとしても、一緒にお茶を飲みながら話した方ばかりになってしまいました…

宗務所日記 20170906

この分だと、10月2日の檀信徒大会当日までの間、お彼岸休みを除けば毎執務日出勤を達成してしまいそうな雰囲気があります。

書記さん、お彼岸経に回るのに忙しいかもしれないけれど、巻き添えで勤務日増やしてもらいたいぐらい。いろいろ時間が足りてない。

効率よく仕事を片付けているつもりなのですが、まだまだ腕が足りてないのかなぁ。不思議なぐらい来客が少ないので非常に集中できて捗るんですけれど、やることがちょっと多いのか。もっとも、4年に一度の大イベントを目前に控えているのですから忙しいのは当然ではあるのですけれど。

おとといの教区長会が終わった後、教化主事さんが珍しくホッとした顔をしていました。議事が多く、大変な会議ではありましたが、会議直後のあの表情は珍しいなぁと、感じたわけです。その教化主事さんが中心になって進めている檀信徒大会ですので、ちょっとぐらい忙しくても文句はありません。ただただ、自分の能力が伴っていないように思えるのが悔しくて。