書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

夏が本気出してきた

暑さに負けてグロッキーです。もうダメです。私の活動期は終わりました。エアコンも当然使っていますが、部屋の外に出た途端にダメージを受け続ける生活を送っています。

そんな中、娘が発熱で一日に二回お医者さんで診てもらうことに。インフルエンザではなかったので、いわゆる夏風邪。ヘルパンギーナではないので、アデノウィルス感染症?診断としては夏風邪の一言なので、なんとも分かりませんが、扁桃腺が痛いようなのでなんにしてもしばらく熱は続きますね。頑張れ娘。

すでにお盆を終えている正太寺住職としましては、初めて8月を最大限利用して子どもたちとの時間が作れるかもと期待していますが、もちろんお寺に夏休みはありません。聞いたことないでしょ?ですから出来ることには限界があります。それでもテーマパークの一箇所ぐらい、とは思っていましたが、やはりこの暑さの中、行列に並ぶのは無理だなと私の中だけで生まれた計画はそのまま消え去っていくのでした。

それでも先日テントを買いましたし(200cm四方のテントで5千円という破格。でも組み立ても片付けも数分でできる優れもの)、門前の駐車場でキャンプもどきをやってみたいなと思っています。年に数回、キャンプ用地として使ってもらうことはありますが、自分で使うのは初めてです。

その昔、山の上でバンガローを営んでいたため、いまだにその情報が生きている地図があるらしいんですよ。それを頼りにバイクで旅してきた方が途方に暮れるものですから、駐車場でよかったらどうぞ、ということになるんです。そんな方も、スマホで地図を見るのが一般的になってからはそういえば来なくなったかな。それはそれで寂しいような。でも、途方に暮れる方が減るのはいいことです。

移動の時間がありませんから、夕方テントを広げて、簡単なバーベキューでもして、夏だからタオルケットがあれば夜は寝られるでしょう。厚手のピクニックシートをテントの中に敷けば地面のゴツゴツも気にならないんじゃないかなと予想しています。どうにも寝られなければ、帰ればいいだけですしね。非常に気軽なキャンプです。これをキャンプと呼んでいいかどうかはここでは問わないことにしましょう。あんまり暑いと辛いかなぁ、私だけは。

本気を出してきた夏と仲良く付き合うには、科学技術の産物も上手に駆使しなくてはなりません。くれぐれも熱中症にならないように、私と一緒に気をつけて夏を過ごしましょう。

左右分割キーボードに興味あり

左右に分割されたキーボード、ご存知ですか?

昔から人間工学に基づいたデザインとして少数ながら存在していました。物理的には分割されていないものの、右手と左手の担当するキーを真ん中にスペースを空けて配置したものをあのマイクロソフトも販売しています。両手をハの字に開いた状態でタイピングが出来るので、手首への負担が減ります。完全に分割されたタイプのものであれば、肩の開き方も調整できるため、肩への負担も軽減されるようです。

左手首の痛みからキーボードも買い替えたりしてきましたが、ガングリオンを取ってもらってからは深刻と言えるほどの痛みはなくなり、第二関節の痛みもあれっきりなりを潜めているのでキーボードへの関心は薄れていたのですが、ふとしたことから再びキーボード熱が高まってきました。

しばらくキーボードを使った後に、腕を肩幅に対して自然なぐらい開いて手を置くと、すごく楽なんですよね。ハの字が良いかどうかはその時々にもよりけりになりそうなので、完全に分割されたタイプのものの方が、私の好みには合いそうです。

とはいえ、分割されているくせにやけにスペースを取ってしまいがちなのがこのタイプのキーボードの不思議なところ。パームレフトを使わずに済むようになれば、手前のスペースはだいぶ空くので差し引きゼロで使えるかもしれませんけれど。

あとは値段ですねぇ。数が出るものではないため、どうしてもお高い。どうせ高くなってしまうので、打鍵感にこだわっている製品も多く、そうするとそれでさらにお高い。その点マイクロソフトの現行品は七千円前後とかなりお手軽価格ですが、二千円も出せば選り取り見取りな状況にあってはそれすら効果な品と言えます。

もしこの分割キーボードが標準になった場合に肩こり腱鞘炎が激減するという医学的な検証結果でも出れば、標準装備になったり、もしくは購入時に健康保険が適用されたりするのでしょうか。健康保険は今の所予防目的の処方には使えないからダメかな。

実際に使い出すと、タッチタイプの出来る人でも初心者のごとくミスタイプばかりになるそうです。そりゃそうですね。キーを探して叩いているわけではなくて、基準となる両人差し指からの距離で叩いているわけですから。キーピッチ(キーとキーの間隔)が変わるだけでも影響は出ますもの。それでもミスタイプ続発とまではいきませんから、逆に考えれば今までとは別世界が待っているということになります。

そういう話を聞くと俄然興味が湧いてきます。新しい世界を見てみたい、これはいつも抱えているサガです。どうしようもないんです。現状では好みのキーボードが見つからないので大人しくしていますが、調査は継続しようと思います。

投票に行って、血圧を測ってきた

入出の投票所ははつらつセンターという施設。昔は子ども向けの設備も充実していたのに、今はなんだか高齢者向けにばかり力が入っているような気がしなくもない施設です。児童館の跡地に建ったので、児童館としての機能も期待していたのですが。どこかで方針が変わったのかなぁ。うちの子たちも少し大きくなって、親子で利用する機会はほとんどなくなりましたが、最後に利用した頃の印象は、エアコンを適切に入れて欲しかった、というもの。なんだか切ないです。

そんなわけで、最近訪れる機会としては、投票の時だけになっています。今日は参議院議員選挙の投票日ということで、妻と二人で投票してきました。その帰り道、入り口付近に設置されていた血圧測定器が気になって、久しぶりに測ってみました。

朝から軽く頭痛もあるように感じている1日でしたので、多分血圧下がってるんだろうなと思ったら、予想通り上が106、下が61、脈拍69。通常は上が120前後ですから、少し下がってますね。これが100を切るような日が続くようだと、頭痛でお盆に寝込み、その後暑さへの耐性がほぼゼロになった頃と同じ程度の状況ということになります。それは辛い。

血圧の幅はあるので血はしっかり循環してるんでしょうけれども。やっぱり1日を通して頭部から目にかけて、ズーンと重い感覚が続きました。なんとか治って欲しいんですけどねぇ。もう14年ぐらい付き合っている症状です。一生のおつきあいかなぁ。

お祭りでした

入出の夏祭りでした。地区ごとにお神輿が出て、夜店が出て。というのが在りし日の姿。今ではお神輿も一基だけになり、夜店も有志ががんばって出店している状況。再び在りし日の盛り上がりを取り戻せそうな予感はどこにもありません。

それでも20代30代の若手が中心になって必死になってお祭りを守ってくれています。ただ、地元の神様のお祭りに頑張る若手に対して、地元からのサポートが弱いように感じます。秋祭りもそうですが、寄付も年々減っているような。増やしてくれるお宅は少ないです。みんなお祭りが衰退していくのを寂しく感じつつも、盛り上げる主役が自分たちであることを忘れているように思います。

お祭りを直接的に運営する若者たちは先鋒であって、後方支援がなければ野垂れ死にするだけです。

また、夏祭りについてのお宮さんの見解は聞いたことはありませんが、秋祭りの屋台引き回しについては、神事に対して余興であるという見解でした。人が楽しむ余興ではなくて、神様に楽しんでもらうための余興ということだと思います。秋祭りは今年の収穫の祝いと来年の豊作を祈っての神事だったと思いますから、神様にそっぽ向かれたら来年大変なことになるわけです。そのために余興までして楽しんでもらうんです。これが衰退していくということは、神様の加護を失っていくということですから、自然頼みの部分の多い農家や漁師にとっては死活問題のはず。実際浜名湖では不漁が続いてます。そういう苦しい時こそ、お祭りを賑やかにやって神様にお願いするのが自然な流れなのだと思うのですが、なぜだかそうはならない最近の社会情勢。

これはね、地域の運動会とかでも同じだと思うのです。高齢化、過疎化で縮小傾向にある地域がほとんどだと思います。でもそこで、無理矢理にでも賑やかくやることで、地域が盛り上がるんです。地域の運動会のために帰省する様になったらしめたものですよ。それぐらいを目指して盛り上げないと。縮小するのは簡単なんですよ。やめるのも簡単なんですよ。ただ、そうした衰退する雰囲気はそのほかのことにもすぐに伝播します。それはよくないことの始まりです。

お金をかける必要はありません。なるべく多くの人が関わって、出来るだけ盛り上がる様に頭を捻る。そこが大事です。その中で発生する無駄に思える人付き合い。それが大事なんです。盛り上げようという気持ちもまた、伝播します。伝染すると言ってもいいでしょう。盛り上げようという人がいっぱいいたら、盛り上がるに決まってるんです。地域の雰囲気も自然に盛り上がるんです。それがまた、地域経済にも必ず結びつきます。

隣にいる人と、この世の中を盛り上げようと気持ちを高める。それがいいことの始まりです。私も、つい冷めた視線で物事を見がちですが、盛り上げる気持ちをいつも前面に出していられるように心がけていきますよ。

実は今まで不完全だった防犯カメラ

防犯カメラを増設して早数日。実はその後もずっと防犯カメラ周りの設定に振り回されてきました。主にはこれ以上費用をかけないため、に。

Dropboxへ録画データを書き出す機能があったのでそれをあてにしていたのですが、これがさっぱり不完全で、動くものを検知した時だけ書き出そうとすると数時間後にはDropboxへアクセス不能になり、24時間録画に切り替えたら数時間よりは長持ちしたけれど24時間は持たず、というありえない結果となりました。

WiFiが安定していないためなのかとも思うのですが、少なくとも1台は非常に電波も通信速度も安定している場所にあります。また、不安定でも動いてくれなきゃ困ります。メーカーへ問い合わせも考えたのですが、多分反応ないような気がしたので、とりあえずこちらでできる対策をとることにしました。

Dropbox以外の方法だと、NASかSDカードへの記録があります。SDカードは抜き取られればデータが残らないことになるので、防犯カメラとしては失格。事実上、NASしか選択肢がありません。

そしてNASは現在正太寺では運用していません。Mac miniをファイル共有サーバーなどなどにして運用しています。あぁ、これも2012年ぐらいの購入。だいぶ時がとっだいぶ時が経った。

つまりは高機能なNASな訳なのですが、高機能過ぎて防犯カメラから認識できませんでした。セキュリティがしっかりしているため、古い規格のアクセス方法が提供されていないんです。防犯カメラは2017年発売の品なのでそんなに古くないのですが、NASへのアクセス部分は古い規格を採用しているようで、まあつまり、NASの側のセキュリティレベルを下げるしかありません。

Macだとその方法がどうしても分からなかったので、Mac miniのなかに仮想OSとしてLinuxを立ち上げ、そちらで防犯カメラ用のNASとして機能するようにしました。これを実現するのに24時間ぐらいかかってます。回りくどい方法ですが、費用は一銭もかかっていないんです。私の時間だけが費やされました。

Linuxもセキュリティは当然強化されていて、そのままだとMacと同じように防犯カメラからアクセスできなかったのですが、こちらはなんとかやり方が分かりました。これでとりあえず、録画データはカメラ本体ではなく、少し離れた場所に保管されるようになったわけです。

普通の侵入者ならば、カメラのデータがどの機械に保管されているかは分かりようもありませんから、これでセキュリティ的には大丈夫なはず。この日記を読めばMac miniを破壊すればOKということになりそうですが、いやいや、私が書いてないだけで、Mac miniにしか保存されていないという保証はないですからね。

最も、今回の防犯カメラ導入は侵入者への備えではなく、物音がした時に怖くて現場を見に行けない、という要望への備えです。それが実現できればOKなのです。だいたい正太寺には盗るようなものがないですから、危害を加えられないようにするのが最優先。それは防犯カメラではなくて、施錠のほうでしょう。でも禅宗のお寺は24時間悩んだ人を受け入れなければなりません。その意味では強固な施錠はできないんですよ。困ったものです。

インターホンが機能していればそれでよしとするのか、いやいやいつでも本堂に入って本尊様と向き合えるべきなのか、ここはもうずっと悩んでいます。

ちなみに。Macのファイル共有サーバー機能もLinuxのそれも、動いているのは同じものです。アプリと表現するのはためらわれますが、まあ同じアプリが動いているというようなものです。ですからLinuxでできたことは当然Macでも出来るのですが、これがねえ、思うようにいかないんですよ。Macでのファイル共有は強固なままにして置きたいので、現状で納得することにしています。

早速メガネを作ってきました

新しいメガネ。良いものですね。タイプの違うメガネを並べて悩みに悩んで。一番気になるのは妻の視線です、いつまでたっても。無理言って一緒に来てもらい、三種類に絞り込んだところで、妻はその中のどれでも気に入っている様子でした。そうしたら私が悩むじゃないですか。これしかダメ、とまで絞り込まれればかえって楽なのですが。

嬉しいのは、三種類とも私も気に入ったメガネでした。それが余計に悩む元ですが、でも妻とセンスが一緒というのは嬉しいじゃないですか。

結局は少しカジュアルに振られているメガネを選びました。主には車の運転中に使います。法事などで使う際には、別に手元用として作ってあるメガネを使いますからカジュアル方向で問題ありません。車に乗っている時の私を目撃すれば、どの程度カジュアルか見れますよ。

仕上がりは少し先になって、来週の金曜日。普通は一週間なんですけれど、お店の人も、誠にすみませんが、という感じでした。連休でもないのに不思議ですが、今のメガネで見えないわけではないので問題ないです。でも楽しみですよ。膜プリブムの筋によって見えにくかった部分がこれで完全に解消されます。夜は光が横一直線に伸びてしまってとても見づらかったのも、もう気にしなくていいんです。いいことづくし。でも、メガネはやっぱりお金かかりますね…

久しぶりにメガネの処方箋をもらってきました

隠れ斜視こと斜位に悩まされ始めてから随分経ちます。斜位である事が分かってからももう一年が経つでしょうか。眼科のカルテによると、斜位用のメガネを最初に作ったのが昨年の8月のことのようです。眼科にも結構通ったなぁ。

その頃よりも斜位がややひどくなっているようで、メガネをどうしましょうと先生からふられ、膜プリズムレンズを使っていますので、軽い気持ちでじゃあ今の度数にあったものを作りたいですと返事をしました。

それを受けて、今日の夕方に視力測定へ行ってきたのですが、視能訓練士さんに測定してもらっている際のやりとりで、レンズに組み込むことに変更してしまいました。膜プリズムレンズは自分で付け外しができて、度数も複数用意しておけばその時の状態に合わせて貼り替えるだけて済むというとてつもなく大きな利点があるのですが、ただ一つ、構造上避けることのできない縦筋が気になって仕方ないという弱点があります。視界がややボヤけるんです。

斜位の度数が上がると縦筋がどんどん増えるようで、今度作ってもらう度数だとだいぶ気になります。今までも気にはなっていましたが、さらに気になります。斜位を矯正する度数にすると、今度縦筋のせいでクッキリ見えなくなるという、あっちを立てればこっちが立たず、という状況になってしまいました。

これを解決するにはレンズに組み込むしかありません。そうすれば縦筋はありませんので解決です。プリズムレンスを組み込むと厚さが増すのですが、多分今回の度数ならびっくりするほどは厚くならないはず。前にメガネ屋さんで見せてもらったのですが、新しく作る度数よりも強い度数でもそんなに厚くありませんでした。

いちばんの問題は、フレームも買わなきゃならないことですね。レンズだけなら2万円ぐらいなのですが…フレーム買うと、レンズ代は込み込みだったかなぁ。込み込みであることを祈ります。なるべく早く作りに行かなきゃならないので、今週中に行こうかと思っています。フレーム選ぶの自体は、楽しんなんですよ。