書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所日記 20180627

月曜に引き続き、プログラマーな一日。Microsoft Accessでコーディングしてます。頭に思い浮かんでいる処理はさほど難しい内容でもないのですが、手が追いつきません。年、なのかなぁ。

久しぶりに並び替え(そーと)という処理を書いたのですが、これがもう、頭で考えるだけでは書けない。Webを検索して書き写すようにして実装していきます。それでもなぜかうまく動かない。結局は書き写しミスだったんですけどね。自分の中での思い込みのせいで、間違えて写しちゃったんです。

高校生の頃には考えなくても書けたのに、あれから25年ぐらいですか。ずっと続けていれば今でもバリバリ書けたのかなぁ。

プログラマーになりたかったんです。小学生の卒業文集には書いてないですけれど、多分その頃から、漠然とした想いとして持っていたんです。中学生までは独学で取り組み、高校でようやく少しまともに教わって、楽しかったなぁ。

作りたいものが無くなってしまったのが衰えの始まりでした。物質的に日本は豊かになってなんでも簡単に手に入る時代がここしばらく続いていますが、コンピューターの世界でも、自分で作らなくても探せば手に入る時代になってしまいました。無いなら作ろうという精神から、あるものに自分をあわせて使おう、という考えに変わっていってしまいました。

本当にプログラマーになっていたら、どんな風にして、今の世界に向き合っていたんだろうか。たらればですけれど、振り返ってみて一番気になるのは、やっぱりそこなんです。

微妙な気持ちの発散先として、こうしてたまにプログラムに取り組んでいます。昔みたいにサクサクと書けなくなってしまい、辛い時間の方が長くなっているようにも思いますが、でも、全体としては楽しいです。無いものを作るって、やはり楽しい。