書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

宗務所当番日→消防団本部と分団長の懇親会

26年度の決算書が概ね完成。昨年よりは遅いペースですが、今年は決算所会が5月下旬なので、焦る必要はありません。ミスが内容に、じっくりと。

怖いのは転記ミス。コンピューターが自動で数字を出してくれますが、決算書までは自動で作ってくれません。作ってくれる会計ソフトもあるでしょうが、結局、求める決算書の体裁にするためにはある程度手を入れる必要があります。その段階でやはりミスは起こりうるでしょう。

結局、自らの精神を落ち着かせるためには、出てきた数字を目視で照らし合わせるしか無いんですよね。帳尻が合っていても、それは偶然の産物かもしれませんから。

それが過去四年間の任期で学んだこと。今回の任期では、極力ミスが出ないように勤める所存です。二期目でこれか、と言われる体たらくは許されません。

少し早退気味で宗務所を後にして、夜は消防団本部と分団長の懇親会です。なるべく早い時期に、分団長同士の横のつながりを太くしておく必要があり、今日の懇親会はそのための本部の計らいです。

とはいえ、全本部員が出席していますから、こちらは大変緊張しました。本部員、つまり団長、副団長、本部長。分団長から見たらみーんな大先輩なのです。分団によっては10年以上のキャリアを持って分団長をされる方もいますけれど、それよりも上なのです。

私なんか当然ペーペーです。団員歴17日ですから。こんな立場で他の分団長さんと普通に話しをさせてもらえるだけありがたい。

とはいえ、他の分団長さんもそれぞれに苦労をされながらの分団運営です。同期は宝。さっそく横の連携を図るべく、LINEグループが結成されました。

LINEは使い方によってはいじめの原因になったりと扱いに注意を要するサービスではありますが、こういうときは便利です。それにね、利用者が多いからいろんな事例が出てくるだけで、どんなサービスだって同じ危険をはらんでいます。要は使い方。子どもたちに対しては、大人からの教育不足が一番の原因です。

新しいサービスを積極的に使って行く姿勢が、大人には求められます。ちゃんと知っていないと、子どもたちへの注意喚起も的確性を失います。的外れな注意喚起は、鼻で笑われて聞いてもらえません。

というわけで、私は新しい物をなるべく触れていくようにしています。仏教は、昔は最先端の学問でした。今は古いことに価値が与えられてしまっていますが、本来はそうじゃないんです。人の心を安心に向かわせる、そのための新しい考え方を、輸入したり現地へ行ってまで得て、広めてきたのです。

無知を自覚し、学び続ける姿勢が大切です。

ま、私としては、LINEよりもFacebookメッセンジャーの方が扱いやすくて好きなんですが…

これからいろんな場で多々顔を合わせる方々との懇親会。この半月、緊張しながら接してきましたが、これからは少し、楽しみを得ながら接することが出来そうな気になれた、懇親会でした。よかった。