書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

WindowsでAndroidが動くらしい

Windows上でAndroidをエミュレートする方法があるらしい。中でも今はDuOSというのが調子良いらしい。

というわけで、最近出番の減っていた8インチのWindowsタブレットにインストールしてみました。詳細はもばいる坊主にいつ書くかもしれませんが、たしかに動いています。

なんでそんなことをしたかというと。

Androidが動かせると、Squareが使えるかもしれないのです。イヤホンジャックに小さなカードリーダーを差し込んで、そこにクレジットカードを通すと、決済が出来るというサービスです。

私の使っているWindowsタブレットは、ペンで字を書くのに適した性能を持っていて、画面上でサインをしてもらうのに好都合。でも、Squareを使うには、iPhoneiPad、もしくはAndroid端末が必要でした。Windowsには対応していないんです。

DuOSのおかげで、Androidが動きました。Squareを使うのに必要なSquareアプリもすんなりとインストールできました。後は、ドリーダーを認識して、さらにクレジットカードをスキャンできるかが問題です。

真夜中になってしまったので、今夜はここまで。明日起きたらすぐにでも試してみたいのですが、やることたくさんなので試せるかどうか。

…まだ未公開だったかもしれませんが、正太寺ではクレジットカード決済に対応しています。機器を扱えるのが私だけですので、新任住職に直接申し出ていただく必要はありますが、お布施だってクレジットカードで納めていただいても何ら問題無いと考えています。そもそも、お金だって、単なる紙や金属な訳ですから、それが電子データのやりとりになったって何ら変わりありません。

お布施をするという「行い」が大切なのです。もっとも、私も布施行についてどこまで伝えられているか自信はありませんが。次の法話のテーマにしようかな。

ただ、一番ネックになるのは、Squareに支払決済手数料。決済金額の3.25%が手数料となります。霊場会のガイドブックなどの頒布品ならば手数料が発生しても納得はしやすいのですが、お布施の場合は、せっかくのお檀家さんの心が100%お寺に渡らないという図式になってしまいます。とても心苦しい。

お施主さんなど、布施行を、お寺にお金を納めるという形で実践される方にその点よくよく確認して、納得していただかなくてはならないと考えています。

ハードルは高いように思います。でも、私の同年代では、お布施をカードで払うことに抵抗のない人もけっこういるので、案外と特別ではない姿となるかもしれません。お寺としても、現金を保管しておく危険が減るわけで。

お寺を護持運営していく点から見ると、正直、手数料分の減収は痛いわけですけどね。いまだって、あと何ヶ月給料もらえるかなぁと不安を抱えているわけで…