書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

手親会大忘年会

例年12月に開催している「みんなでつくるお楽しみ会」が諸般の事情で中止となり、その隙間を埋めるように計画された手をつなぐ親の会大忘年会。本日無事に挙行されました。


先日来時間を惜しんで編集作業を続けてきたショートムービーも、今日お披露目。途中まではなかなかの好反応でした。ムービー後半は少し間延びしていたので、やはり反応もそこそこ。ま、分かっていたことなので、問題なしです。


私にとっての今日のもう一つの目的は、デジタル一眼レフを持つことに慣れること。以前から一眼レフカメラの写し出す写真には非常に興味があったのですが、やはりその筐体の大きさ・重さがネックとなっており、購入するのはいつもコンデジ(コンパクトデジタルカメラ。一般的にデジカメと言われると、このコンデジのことを指します)でした。IXYを2世代ほど使い、最近は同じCanonのフラッグシップシリーズ、Powershot G7を愛用していました。


コンデジとはいえ1,000万画素もありますし、コンデジの中では撮影素子も大きい部類。ISO感度がダイヤルキーで素早く切り替えられたり、非常に使いやすく、また、良い画の撮れるカメラですが、やはり合焦速度と、明るさ、レリーズタイムラグ(シャッターボタンを押してから、実際に撮影されるまでの、間のこと)、これらの点でどうしても不満が出ます。特に、子どもを撮っていると。


そう思いつつも、一眼レフの大きさでは、常日頃持ち歩くのは難しいです。いわば、それを理由にずっと諦めていたのです。


しかしここにきて、友人夫妻が一眼に興味を持って先日購入したという話を聞いたり、先日ひょんなことで師匠のデジタル一眼レフで数枚写真を撮る機会があり、その撮りやすさを実体験してしまったりして、俄然興味が高まっていたのでした。


最近師匠もこのカメラを使う頻度が下がっているので、ちょくちょく借りて、主に子どもたちの写真を撮ってみようと考えていたのです。そこへきて、今日の忘年会です。+たまごの関わるイベントとして、写真を撮らないわけにはいきません。いつものコンデジを持ち出すか、師匠の一眼レフを持ち出すか、少し悩んだのですが、一眼レフを選びました。


説明書が見あたらないので、正直細かな操作がさっぱり分からないのですが、ちょっといじっていたらフラッシュのマニュアル操作は分かったので、どうにかなると判断。実際、スナップ写真用途なのでそれで何も困りませんでした。(フルオートモードだと、フラッシュのオンオフすら手動で選べないんですよ。なかなか融通が利きません。そんなもんですか。気付くのに時間がかかりました。)


内蔵フラッシュで撮影したので、出来上がった写真はコンデジと比べてそれほど差があるわけではありませんが、写し出されている瞬間は、コンデジでは撮りづらいものがいくつもありました。すなわち、コンデジの合焦速度やレリーズタイムラグを考えると、おそらく撮れなかっただろうという写真があるんです。これだけでも大きな成果ですね。


自宅に帰ってきて、偶然ISOやホワイトバランス、露出補正の調整を見つけました。時既に遅しですが、今後子どもたちを撮る際には役立つことでしょう。


師匠が気付くまで、いつでも使えるようにこのまま私の部屋に置いておこうかなぁ。還暦祝いに私の兄弟でお金を出し合ってプレゼントした品なので、こっそりもらってしまうわけにはいきませんけれどね。