書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

説明すると長くなるのですが

曹洞宗には事務統轄機関として宗務庁というお役所があります。他の宗派でもそうなのかな?国にたとえれば政府みたいなものです。ちなみに宗議会という議会もあります。
議会の話はともかく、東京に宗務庁があり、そこ一カ所で全国の事務を行うのは無理があるので、各地に宗務所というものがあります。この宗務所は、その地域の僧侶が職員となって運営されています。


正太寺は静岡県の中でも天竜川以西を管轄している静岡第4宗務所に属しています。
また、全国をいくつかに分けた管区というものもあり、東海地方は東海管区となっています。


で、その宗務所単位で、青年会というものが組織されています。おおむね40歳代ぐらいまでの僧侶で構成されている、比較的若い僧侶の集まりです。法式の勉強やボランティア活動などなど、各地の青年会ごとに様々な行事を行っています。
私の所属する青年会は照自会といいまして、また静岡第4青年会ともいいます。


青年会にも東海管区があり、年に一度一カ所に集まって研修会などを行っています。その研修会を行う地が、今年は静岡第4青年会のあるここになっていました。
この研修会には小大会・大大会とありまして、隔年で交互に開催されています。今年は小大会。大大会ほどには大げさにしなくても良いのですが、たまたま今年が照自会創立30周年ということもあり、なかなかの規模で開催することになりました。
その小大会が、明日なのです。


上層部は昨年末あたりからずっと準備に取り組んでいました。私はというと、準備に行く時間もなく、前日である今日の準備で、ようやく顔を出すことが出来ました。


メインとなる内容は、劇団に来ていただいて、人権啓発的な劇を演じていただきます。もう300回も公演されている演目だそうで、各地で好評。きっとすばらしいものなのでしょう。
たぶん私は見る時間がないでしょうけれど。


入場は無料なのですが、整理券が必要です。正太寺でも配布していたのですが、あまり宣伝の機会もなく、日記にも書き忘れ・・・
すいません。


そんなわけで出かけていった前日準備。荷物をわんさか運んで終了となりました。具合の悪くなった人が出てもいいように、毛布などを明日持ってくるように指示されて、帰ってきました。今日の時点で知ってれば今日運び込むことができたのですが、今まで準備に参加していなかったツケですね。今日は間近の駐車場に駐められましたが、明日は遠くの駐車場です。荷物が重いなぁ。


それでも今まで必死に準備してくださった方々の苦労を思えばたいしたことありませんね。少しでも役に立てるように、明日もがんばりたいと思います。