書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

年に一度の行事です

御詠歌というもの、ご存知ですか?仏教の賛美歌と言いますか、歌なんです。曹洞宗には梅花流詠賛歌(御詠歌)があり、今日はその講習会でした。
単なる講習会ではなくて、曹洞宗宗務庁というお役所からとっても上手な先生が派遣されてくるんです。


地方ごとに歌い方にも差異が出てきかねないものを、一年に一度こうして先生が派遣されてくることで、その差異をなるべく生じさせないようにという意図もあるのでしょうか。それとも全国的に盛り上げようという働きでしょうか。


いずれにしても、派遣されてくる先生というのはどなたも厳しい訓練を受けた先生たちで、やっぱり上手なんですよね。その先生から直接教えていただけるというのは、御詠歌を習っている講員さんたちにとって、貴重な機会だと思います。
(お寺ごとに梅花講という講があります。講とは、教室とか、勉強する仲間とか、そういう単位のことですね。その梅花講に入っている、つまり御詠歌を習っている方々を、講員さんとお呼びします。)


もちろん地元にも上手な先生がたくさんいらっしゃるのですけれど、いつもと違う先生に教えてもらえるというのは、きっと良い刺激になることでしょう。


私は本山でちょびっとかじっただけで、お寺に戻ってからは練習もしていないのですが、今日は開講式といういつもお決まりの式をお手伝いするために、会場となったお寺さんへ出かけました。やり慣れた式であり、時間もそんなにかからないのですが、やっぱり緊張します。その時はそれほどでもないのですが、後から疲れの出具合で分かります。


式を終えて帰ってきて、その後も別の仕事に出かけたりしていたら、それ以降ずっと軽く頭痛でした。肩も張り気味ですし、もーなんだか。やりたかった自分の仕事は一切やる気になれず、あっという間に夜です。なんかもったいないですね。


話がずれました。
講習会のその後の様子は見ていないので分からないんですよ。毎度のことですけれど。自分も習っていればきっと居残って一緒に講習を受けるんでしょうけれどもねぇ。もっとも今日は別の仕事がありましたから仕方ありませんけれど。