書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

海の日です

いよいよ夏本番という気がしてきます。梅雨明けはまだですし、大雨の被害も出ていますが、それでも着実に夏に近づいています。昨日おととい一昨昨日と真夏でもなかなか無いような暑さでしたしね。


この季節になると、お寺のすぐ前の浜名湖を我が物顔で走り回っていたジェットスキーを思い出します。自治体の対策によって今はジェットスキーを近所で見かけることはなくなりましたが、マナーを守らないジェットスキーにはほとほと参りました。


早朝から晩方まで一日中ジェットスキーが走り回っているんです。何台も。例えるなら、暴走族が家の前に一日いるようなものです。
あまり海岸の近くでは乗ってはいけないような法律があるらしいのですが(50m岸から離れるとか。それでも近いですけれど。)、だいたい無免許で乗ってる人が多いんです。免許取るような人は、ちゃんと良識的に遊べる人でしょうし。その証拠に、新居署から警備艇が来るとあっという間に岸に上がってしまいます。後ろめたいことがなければ遊び続けてればいいのに。
ルールというのは理由があって作られるものなのですから、よほど理不尽なものでなければ守らなくてはなりません。


そんなことを考えてたなぁと、当時を懐かしく思い出しました。今ではジェットスキーを簡単に浜名湖に入れられる場所が近くになくなったので、静かなものです。お寺の前に来るまでの道路も、狭くて危なかったですから、交通事故が起こらなかったのは幸いです。(狭いのにとばすんだから、危ないったらありゃしない)


ジェットスキーが来なくなってから、それまで謎の激減をしていた牡蠣が戻ってきました。因果関係は調べてみないと分からないですけれど、結びつけたくなりますよね。
昨年は台風か何かの海流の影響でまた減ってしまいましたけれど、今年はどうかなぁ。


あんまりああいう遊びは開発しない方が良いと思います。海難救助などには活躍するでしょうけれど、遊びに使うのはどうかと。人にも環境にも影響を与えすぎますよ。