書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

煮詰まったときには特に有効

電子化を推し進めている所属ボランティアサークルですが、久しぶりにイベントの詳細を紙に書き出して検討会をしました。
電子化の理由は、紙代やコピー代の扱いが面倒だったからなのですが、とりあえず気にしないということで今回は紙に印刷してコピーをしました。


やっぱり紙があると、それわ回しながらみんなでいろいろ言えるんです。議事録はパソコンでも携帯電話でも見れるようにしてあって、パソコンからなら紙に印刷することも可能になっているのですが、そこまでして持ってくる人はいませんし、携帯の画面を見ながら話し合いをするのも、画面が小さすぎて利便性が悪いです。


結局、私が議事録用に持ち込むパソコンの画面を見たり、読み上げたりしながら検討するのですが、集中力に欠ける気がします。書類が配られてそれを見ながらの検討会は、雰囲気も出るんですよね。


プロジェクターがあればいいのですけれど、いつも借りてる部屋に備え付けの物はありません。社協の備品であるのですが、毎回借りる手続きも、セッティングする手間も面倒です。現実味はありません。
それに、例えおっきな会社の会議室みたいな備え付けのがあっても、自分の見たい書類を自由に見るということは出来ません。それもやっぱり能率が悪いです。


結局、紙なんですよね。一番低コストで会議の能率も良いんです。
全員がパソコン持ち込むような集団なら良いですけど、そんな人材がそれだけ集まったなら、起業してしまってボランティアがどこかに行ってしまいます。


空気に自由に画面が表示できたりするようになれば、紙も使わずに済むんですけれどもね。そんな未来は、当分先だなぁ。