書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

残り時間を考える

今年48歳。信長の言う人間50年であれば、残り2年。今までは何もなにも成し得ていない私は、この先の短い時間で何を成せるのかと考えることが多くなりました。

何かを成すと考えると自分の才能ではとても何もできないと思いますが、しかし、やりたいことは何かと考えたら、それはもうプログラミング以外にありません。

FileMakerでちょっとした機能をつけるだけでも苦しみながらも楽しんでいる有様です。それでわずかながらも成し得た感覚を得ています。

コンテンツを消費している時間が一番楽だし無限に時間が費やされていきますが、私は作り出す側のことをしていたい。プログラミングの成果物も立派なコンテンツです。絵の才能も、作曲の才能もないけれど、求めている機能をプログラムのコードに落とし込むことはなんとか出来る。そうしている時間は一瞬で過ぎ去っていく。自分がやりたいことはこれなんだと、この事実だけで証明されています。

体が壊れるまでプログラムを組んでいたい。

私にとっては坐禅と同じです。坐禅よりも安楽を得られるから、坐禅よりも修行になっているかもしれません。誰かのためのプログラムであれば、常にその誰かにとって良いものになるように作っていくんです。こんなに利他に溢れた作業はありません。

自然と利他につながる仕事、それがその人にとっての天職と言ってもいいかもしれません。みんながそうした仕事を見つけられたらいいのですが。

私個人のことに話を戻せば、中学生の頃はT&E SOFTに入社したかったのです。伝説とも言えるゲーム、ハイドライドを作った会社です。あの頃はどうしたら入社できるかすらも分かりませんでした。高校に進む頃には正太寺の後継となる道が整備されていて、結局T&E SOFTに入社する方法は調べずじまいとなってしまいました。あの頃は小さな会社だったはずだから・・・

今の時代ならリモートワーク前提で入社するという道もあるのかもしれません。なんなら今からでも・・・と思っても、正太寺の住職業は生半可なものではありません。自分の使うものを作るのにも時間が足りません。

でも生きていられる残り時間を考えたら、時間が足りないことを理由にするのは勿体無いですね。これ以上睡眠時間を削るのは絶対にダメですが、逆に考えて、睡眠時間をしっかり確保したならば日中の時間をもっと効率的に使えるのでは。ホリエモンも8時間は必ず寝ていると言う話です。自分の能力を活かすには、8時間眠るのは大前提なのかもしれません。

とにかく、残り時間が減っていくのを悲観的に捉えず、それを原動力にしていこうと思います。何をするにもなりふり構ってしまうのが私の弱点。弱点は分かっているんですよ、ちゃんとね。

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