いや、もう、デジタル化ともIT化とも、口に出すのも滑稽なほどにそれが当たり前の世の中になっているんですけれどね。
そんなことない?
さて。
同報通信にはGoogle Groups。出欠返信にはGoogle Forms。ドキュメント共有にはGoogle Drive。ついでに文書作成もGoogleのサービスを使うようにしておけば共同編集も出来て楽なんじゃないかな。
これだけ使って無料です。当然Googleさんにはそれなりに色々解析されるでしょうけれど、秘匿すべきデータも持ち合わせていない青年会ですから問題なし。
文書作成の中で、時間を取られる部分の上位に食い込むと個人的に思っている作業は、1ページに収める、という部分。紙に印刷して配布する形式を取ると、この呪縛から逃れるのは容易ではありません。
最初からデジタルデバイスで閲覧することが前提なら、1ページに収める、という概念は不要になります。印刷した資料を1人分ずつ束ねる作業と並んで、不毛な作業だと思っています。
スマホからの見え方はともかくとして、タブレット端末程度の画面幅で、ちょうどよく横幅が収まるようにレイアウトする必要はあるでしょうね。縦スクロールするだけで全体が見渡せられる状態にする。1ページにうまく収めるよりは簡単です。
文書をデジタルで配布することで、余分な作業時間を減らすことができます。青年会活動は研修と懇親が目的。仏教の布教とお寺の運営という、住職・副住職が行うべき主たる役割からすれば、青年会活動は従たる活動です。余分な手間はどんどん減らすべきというのが私の考え。
会員同士のやり取りは、普段はLINEでもなんでも、個々に好きなものを使えばよくて、Google Groupsによる同報通信はあくまでも、郵送しているお便りの代替。一方通行で全然構いません。
なるべく難しく感じるシーンがないように、会員にすんなり受け入れてもらえるように・・・
なんかおかしくない?
青年会は研修団体。こういうことに関しても前のめりで取り組む気持ちを持ってくれれば、
このサービスを使います。 こうやって使います。 分からないことは個別に聞いて。
これだけで済むはずなんですけれど。なんで受け入れられるように気を遣わねばならないのか。
という思いが時折胸を掠めるのですが、ぐっと押し殺して。青年会に加入している年代の僧侶がITに馴染んでくれれば、そのうちに宗務所からの連絡もIT化ができます。宗務所こそ、各方面に気を遣って運営されている組織ですからね。その助けにもなるのであれば、宗務所職員経験者としては、波風立てずに青年会をデジタルの海へ、航海に引っ張り出しますよ。
あれれ。波風無いと漂うだけになってしまうかも。
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