書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

青少年健全育成大会で出番

湖西市青少年健全育成大会が今年も無事に開催されました。確かコロナ禍初年度は中止していたように思います。昨年は規模を縮小して復活し、今年も縮小した規模のまま、開催。

でもこういうのは、とにかく続けていかないと、ある時急に復活させようとしても大変な難しさを伴うことになります。湖西市の場合、というか他の多くの自治体でも同じだと思いますが、実行委員会の構成がどうあれ、実際の運営は自治体職員が行なっていることと思います。

職員には異動がつきものです。これは避けられません。3年も経てば、すっかりメンバーが入れ替わり、かつての大会運営を見たこともない人ばかり、という事態だってあり得るのです。

縮小した大会であっても、大会宣言に書かれている内容とはだいぶ離れたものであっても、とにかく続けることが必要なのです。新型コロナとの付き合い方もだいぶ押さえるポイントが分かってきたので、来年あたり、もう少し規模を戻して開催できるのではないかなぁ。

と、期待しています。

そんな私ですが、今年はなんと実行委員会副委員長という大役を仰せつかりました。例によってPTA連絡会の充て職ではあるのですが、副委員長の大事なお仕事として、会場を代表して、大会宣言を読み上げるというものがあります。A4用紙一枚に、割とびっしり書かれたそれを読み上げると、ゆっくり読んで2分ぐらいでしょうか。その2分のために随分と緊張した時間を過ごしました。

今日までに何度も読む練習をして。昨日はスマホで録音して読むペースを客観的に確認したりして。これはやって良かったですね。自分で想像したよりも間が詰まっていて、聞いていて落ち着かない感じになったものを、直すことができました。

そしていざ本番。大会会長の市長の挨拶もテンポ良く終わり、続いて実行委員長の明湖会会長の高村さんの挨拶もこれまたテンポ良く終わり。普通長くなりがちな場面だというのにこのお二人はなんともまあ・・・

次が私の番なのです。大会宣言。この場で採択するという流れではなく、実行委員会で案を吟味して決定し、この場では大会開催をする上での決意として読み上げ、賛同してもらって同じく決意を新たにしてもらう。そんな感じ。

司会者から紹介され、演題に向かい、読み上げるところまでは覚えているのですが、読み終えてから自席に戻るまでの間があまり記憶にありません。

そして、とある校長先生からまさに読み上げている最中の私の写真をいただいたのですが、完全に目を瞑っています。2枚いただいたのに2枚とも瞑っています。手に大会宣言の書かれた紙を持ち、目を開いて読んでいるつもりだったのに、遠目には目を瞑っているように見えてしまっていたのかも。

まあ、私の顔をずっと見ていた人もほとんどいないでしょうけれど。読むだけの人ですから、手元の資料を見て宣言文を目でも確認するか、早く終わらないかなと考えているか、どちらかではないかと・・・

ともかく。私の出番は終わり、残りの時間の大半は、各種大会やコンクールでの成績優秀者の表彰に当てられました。最後は少年の主張として、小学・中学・高校の年代から代表一名が出て、自らの主張をかっこよく語ってくれました。こうやって自分の考えを力強く人前で話すというのは、ものすごく勇気のいることだと思います。すごいなぁ。

私なんて用意されている文を読むだけでこんなに緊張したのに。

ちなみに、A4用紙1枚に割とびっしりの大会宣言ですが、私が読み上げる時ように、A3の紙に拡大してもらっていました。老眼と斜位が疲れや緊張で強く出てくると、極端に字が見えづらいことがあるものですから、念の為大きな紙に大きな文字で。お陰様でとても読みやすくかったです。なんでも頼んでみるものですね。

時間にしてわずか1時間の式典でした。かなりの規模縮小です。コロナ禍以前はもっとたくさんの人を壇上にあげて表彰していたはず。表彰を見ているだけという時間はあまり楽しいものとは想像できないかもしれませんが、でも、努力して頑張った子達が表彰される姿は、親目線にはとても嬉しく楽しいものですよ。欲を言えば、もうちょっと、緊張しないで壇上に上がれる方法が何かあるといいのですけれど。

来年はPTAについては無役であると思いますので、こうした大会にも参加することがほぼないと思います。今年と同程度に規模縮小した場合は一般参加もありませんし。でも、頑張った子達を讃える場面は、またいつか見ることができたら嬉しいですね。

大会宣言読むのは、もう、これっきりで。

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