書き続ける!住職の平常心日記

静岡県にある曹洞宗のお寺、正太寺の住職が物欲との戦いを公開します。

切るよ、切るよ

お手紙作成は一時中断。完成の目処は立っていますが、今日は祝日で投函しても進捗ないので、朝から草刈りと伐採に取り掛かりました。

正太寺の墓地の一部は、山を少し登らないたどり着けません。その道が草が覆われかけていました。しばらく前から気づいてはいたのですが、門前の伐採作業を優先していて、ここを片付けたらちょうど区切りになる、そしたら取り掛かろうと思った場所で、指を切ったんです。

それから作業を中断すること4日。ようやく力を入れても安心していられるほどに治ってきたので、伐採は後回しにして墓地への道の開拓に乗り出したのです。

私が始める頃、師匠がすでに境内の掃き掃除をしていて、そのままの流れで私が刈り散らかしたものを集めてくれました。おかげで随分楽をしました。半分以上、師匠が一人で集めてくれたんじゃないかな。

草刈りの大変なのは、草を刈ることよりも、刈った草を集めることであるというのは、ここで何度も書いてきたことですし、やったことのある人なら100%同意してくれることでしょう。そこを手伝ってもらえたのは本当に助かりました。

午前中いっぱいかけて、墓地へ至る二通りのルートをそれぞれ草刈りして、お昼を知らせる音楽が同報無線で流れる頃、なんとか区切りにすることができました。

昼食を食べ、少し寝て、それから今度は指を切った場所で作業再開です。ツツジなのですよ。ツツジはたくさんの枝が地中から生えているようなイメージです。根元を一本切れば全部倒れるというわけではありません。簡単に言うと気分は半泣き。

前回半分ぐらいの枝を切ったはずなのに、なおまだ1時間以上かかったのではないかな。

今回は根っこはそのままです。とにかく見た目を私のイメージする正太寺像に回復することが優先なのです。並んで生えていたふた株のツツジをなるべく根本から刈り取って、今日の伐採作業は終了。放置したらまた復活してくるのかな・・・

妻が同時進行で、蔓に覆われていた参道階段の両脇を、必死になって復元していました。復元という表現が相応しいほどに、蔓が取り除かれた参道はすっきりとして気持ちが良いです。取り除いても古いものは古いものですが、ジャングルではなくなりました。ただ、妻曰く、蔓をとったら色々崩れてきそう、とのことで。蔓によって支えられていた部分もあるでしょうね。ちょっと心配。

妻の努力の結果は作業用の手袋にも現れていました。軍手よりはかなり丈夫な手袋のはずなのに、穴が三箇所も。穴が開くたびに新品に変えていたので、今日だけで三箇所空いたということです。なんということ。

私は今日から革手袋です。トンボレスキューの手袋が倉庫にあったので、それを使ってみました。調べてみると手袋業界も用途別に幅広く、耐切創手袋というのもあって、私の必要なものはこの類のものになりそうなのですが、とりあえず革。全体が革なので、草刈り鎌程度なら十分に防いでくれそうです。チェーンソーとなると話は別ですが。

細かな作業にも割とこなせるので、外れたチェーンソーのチェーンをはめ直すぐらいは手袋したままでOK。ただ、真っ白なので、すぐ黒くなってしまう・・・軍手なら使い捨ても可能なお値段ですが、革手はそういうお値段ではないので。

ちなみにこの革手袋、数年使わずにいたものです。そのためか、手袋を外したら、手が真っ白でした。外見はなんともないのですが、中身が劣化してきているようです。ただまあ、実用上はさほどの問題もないので、次に買う時まで我慢です。妻の分もあったらいいかなぁ。手を痛めてもらっては困りますから。

金・土・日と草刈りをする時間がなそうです。続きは月曜。門前の整備は一休みにして、墓地周りや駐車場、そして肝心の本堂前の境内を整える作業に取り掛からねば。他にもやることがあるし、意外に時間がありません。幸いお天気続きですからね、体調に気をつけつつ、手際よくこなしていきたいところです。

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